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「儲けすぎた男」は明治安田生命の創始者、安田善次郎の生涯を書いた小説だ。 作者渡辺は波乱に満ちた善次郎の80数年の人生を時に細かく時に荒く端折って語る。 まるで社史のように批判なく描く。 ![]() 維新から新しい体制が確立するまで多くの偉業が多くの書物で偉人達を歴史に刻む。経済界であれば岩崎弥太郎や渋沢栄一等が代表だ、現在でも丸紅、みずほ、大成建設等扶養グループとして連綿と経済界の一角を占めるその創始者安田善次郎とはどんな人であったか? 善次郎は富山の身分の低い武士の長男として生まれる。貧しさから脱するために自分の意志で江戸に出て奉公の身から両替商になる。まさに維新ドリームに乗った出世話だ。類まれな天才的商才があったからで、時代の流れを詠んで先手を打つ。理不尽にも耐える時は耐え、質素を旨として資金を蓄え、これぞと思ったものに投資して。高い確率で更に大きな資産を得ていく。 政治に翻弄されないで時代を掴んでいくことが偉大な経営者の本質だとこの本は教えてくれた。 それは今で言えば中国と日本の関係の中にも見る事ができる。中国進出が一番早くその上投資額も一番だったのは日本企業だ。 市場経済が育ち、やっと花開く時が来た時、それを打ち壊したのは政治家だ。不買運動が起こり日本車のシェアは奪われ、日本資本の店は休業を余儀なくされた。数々の歴史問題の難しさを超えて熱意ある経済関係の構築を地道に続けてきた経営者達の努力を一瞬にして打ち砕いた。まさに経済1流、政治は3流。の振る舞いだ。 経営者達はくじけず批判せず黙々と経済関係を修復している。そんな姿が安田善次郎にもある。彼の血を引く娘の娘の娘が、ジョンレノンと共に反戦平和を願ったオノヨーコであることはこの本には書かれていない。 ■
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by willfiji
| 2014-01-30 18:39
| 読書
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花の鎖(湊かなえ)は平易な文章で難解なミステリーを書く。
海外小説を読む時など表紙裏に書いてある登場人物を何回も照らし合わせなければ繰り広げられる話の筋が混乱してしまうそんな類の難易度だ。 ![]() 3人の女性一人一人の物語を書き、わずかに共通項を残し次を読もうとする所で話が飛ぶ、よくある読者をひきつける典型的手法だが、あまりに頻繁だといいところでCMが入るTVのようで腹立たしくもなる。それでも読むうちに、ダブル、トリプルの罠が仕組まれていて、完全にはまってしまった。 画家と子供になかなか恵まれない主婦と失業中の英語教師。この女性達にKという謎の男が絡む。 読書備忘録のつもりで綴っているが公開ブログだからネタバレには書かない方がいいと思う。すごいマジックを観たよと伝えたい。 3人の生き方には三者三様だが自立して生きる姿がある。一人では生きていけないが寄り添うだけの人生ではつまらない。逆らえない運命があるとしても自分の足で自分を支えていくこと。しっかり自分の道を歩むこと。 違う運命を背負っていても自分の力を確かめながら生きているこの3人の姿が作者の意図した本当の3人のつながりではないだろうか。文庫本が山積みされているから知った良書だった。 ■
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by willfiji
| 2014-01-22 11:18
| 読書
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いつの頃からか新しい年を迎える合図となったのが「箱根駅伝」だ。
往路、復路の二日間を全て見る事はなかったが、最近は視聴時間が長くなっている。今年は全てを録画して早送りも多用して1区から10区まで余すところなく観戦した。 キー局の日本TVの主要番組になった感がある、予選会や各大学の仕上がり状況までも事前番組が組まれていて、決勝までがひとつのドラマ仕立てになっている。 そんな組立に引っかかってることはわかっているのだが今年も大きな感動をもらった事は確かだ。 ![]() そんな感動の冷めないうちに「風が強く吹いている」(著・三浦しをん)を読んだ。 走(かける)は高校時代インカレ出場も経験した有望な長距離ランナー、スポーツ推薦で箱根駅伝出場上位大学に入れたのに予選すら突破したことのないK大学に一般入学する。 勝つことに専心する高校陸上部方針を拒否し問題を起こした後の選択だった。入ったK大学の陸上部に長距離はなく、走も競技に戻る気持ちはなかった。そんな走が4年生のハイジと出会い、K大学生が住むおんぼろ下宿の10番目の住人となる。そこから10人で箱根駅伝を狙う夢のようなストーリーが始まる。 楽しむ事と勝つ事は両立するのか?運動部のあり方は等等、学生時代に多くのスポーツを志した人がぶちあたる壁を10人が問いそれぞれが自分の中で解決していく。 個人競技が駅伝というチーム競技となって、たすきを繋ぐことで一人では出せない記録をたたき出す。 その未知なるチームの力の存在を明らかにする。 クラブ活動やスポーツをやった人なら尚更感動する箱根駅伝。勝つために、しかし勝つだけではない走る事の素晴らしさがあるから胸を打つ、その上仲間が繋ぐから血が躍る。 三浦しをんはTVカメラが一人一人を映し出す駅伝ドラマの手法で物語を創っていく。大学生活の一面も見せて思わず学生時代に戻った感覚すらもたらしてくれる。 読後には一挙に走り抜けてテープをきった爽快さをたっぷり味わう事ができる。 TV実況中継に勝る小説だ。 ■
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by willfiji
| 2014-01-18 19:06
| 読書
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この本「結婚詐欺師」は乃南アサの代表作である「風紋」や直木賞受賞の「凍える牙」の構成に類似した小説だ。
次々と女性を騙していく詐欺師に罪悪感がない事に無性に腹が立と同時に騙される女性にイライラ感が募る。展開の巧さの罠に引っかかって読みすすむ。 ![]() 刑事阿久津は結婚詐欺に合った女性の一人がかつて自分の彼女であったことにショックを受ける。結婚したら家庭に入って欲しい阿久津と職業人として生きていきたいと専業主婦を嫌う彼女の違いが別れた理由だった。 それから10年以上の時が流れていた。阿久津は仕事に没頭し家庭的な妻と息子とはコミュニケーションがうまく取れない関係になっていた。元彼女は阿久津のそんな今の姿を見て過去の判断が正しかったと言う。その上騙されていることを知っても詐欺師をかばう。 他の騙された女達も詐欺師の言葉に夢を見その心地よさに自分だけは騙されたわけではないと思い込みたがる。詐欺師自身も夢を売ったのだと罪悪感はない。女達は身を粉にして働いた金を疑いもなく差し出す。ひと時でも夢気分を味わった女達は騙されたと知っても被害届を出そうとはしない。 妻に気の効いた言葉一つかけられず、毎晩場末の飲み屋で飲み、家庭で夕食を取ることがめったにない刑事とどっちが魅力があるのか?乃南アサは鋭く問う。事の善し悪しよりも夢が人を動かす事だけは確かだ。 ■
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by willfiji
| 2014-01-11 17:53
| 読書
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「幸福な朝食」は乃南アサのデビュー作。以前からこの作品を読まなければ始まらないと思っていた。直木賞を取った「凍える牙」とは違った作風があった。文を書き続けるうちに巧みになって論理的になったように思う。「幸福な朝食」は純文学的要素があって芥川賞へ向かってもおかしくない不思議さが漂っていた。
![]() 美貌に恵まれた少女志穂子は芸能界で活躍できると確信し地方から上京し俳優養成所へ通いその日を待つ。しかし何年たってもその日は来なかった。やがて人形師の道を見つけた志穂子はやっと親からの仕送りがなくても暮らせるようになった。30半ばになっていた。人形が主役で影のような存在である志穂子はその美貌を仕事を取るために使った。 志穂子が夢見たスターの座には上京するほんの少し前に華々しくデビューした柳沢マリ子が座っていた。志穂子がそのスターと瓜二つだったことが2人の明暗を分けたのだ。 サスペンスが始まる予感がして登場人物が次々に配置される。経済的な理由から一緒に住むことになった弓子は志穂子にとって初めての友達だった。その弓子が妊娠した。幸せそうな弓子だったが子を宿したまま命を失う。 男性に対する愛情も結婚する気もない志穂子だったが志穂子だけの子供を持ちたいと願い隠す事なく妊娠が皆に知れる。関係のあった2人の男性は結婚を迫られるのではないかと疑心暗鬼になる。・・・・ミステリアスに物語が進む。狂気と思われる志穂子の描写が文学的だ。 乃南アサは美貌の功罪を女性なら誰しも持つプリンセス願望を計りにして、あきらめ時の見極めで決まるとデビュー作で示したのだろう。 「いつまでも主役をやりたい人」に幸福な朝食は運ばれないと言いたかったのではないだろうか? ■
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by willfiji
| 2014-01-05 18:06
| 読書
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2014年を迎えた。今年はどんな年になるだろうか?時代の流れには逆らえないが生き方を決めて行くのは自分でしかない。年頭にあたりちょっと書いてみた。
![]() リタイヤして4年目を迎える。3年経った。1年目は地域活動に参画して貴重な体験をした。東日本大震災が起き、日本人の考え方も変わった時だった。身近な人とのつながりが人間らしく生きる上で大切だ、そんな意味で絆という言葉は自分のものとなった。 一方、地域活動を自分の利益だけのために利用する人がいることも知った。 仕事を通して長年の友だった会社に週3日顧問として行くようになったのはリタイヤから2年目を迎えた時だった。培ったファッションビジネススキルが友人の会社のために生かされるなら願ってもないことだ。 顧問はラインではないからアドバイスする立場になる。友人の会社は規模も小さく組織力ではなく個人技で動いている部分が多い。友人の人柄で持っていると言ってもいい。 それでも何十人かの社員を抱えているから雇用責任もあるしコンプライアンスもしっかりしていなければならない。僕のやるべき事は多義に渡る、友人もその意は十分汲んでいた。変えるべき点は明らかで1年で多くのことを変えた。しかし変わろうとしない所もあってベテランほど硬い。大手ならリストラ対象だがそうあってはならない。時間をかけてわかってもらえばいいと思うに至った。そんなわけもあって、 昨年秋より週2日勤務のプチ労働にした。 そこで増えた自分だけの時間をどう使うかという楽しい課題に早速取り組んだ。スポーツジムの時間を増やしても余りある日の使い方だ。 ![]() リタイアした時、真っ先に行ったのは動物園だ。リタイアを決めた時、部下の一人がどうするのですか?と聞いた。「毎日でも動物園へいける」と即答したことがあった。 多摩動物園のパスポートを買って何度か通ううちに知ったのが「TZV」(東京動物園ボランティア)という東京都が運営する上野、多摩、井の頭の3動物園で動物についての教育活動(ドーセント)をするというものだ。ボランティア団体の中で40年続いている最も歴史のある団体とのこと。300人が活動している。説明会に行った。年1回の募集に老若男女の動物好きが多数集まっていた。申請理由レポート等を提出した後手にした合格通知に久しぶりに胸が踊った。 間もなく実習研修がはじまり既に3ヶ月が経った。図鑑ではわからない動物のことや動物園の歴史等を学んでいる。実際に来園者の前でコアラやレッサーパンダやシマウマの説明もした。 子供達が動物と触れ合って命や自然の大切さを知ればいいと思う。ディズニーランドもいいがリアルを体験して欲しいと思う。絶滅に瀕した動物達を動物園が救っている実態がある。動物が住めない環境では人間も住めない。 動物園は檻に動物を閉じ込める見世物小屋ではない。そんなことを報せることができたらいいと思う。 6ヶ月の実習研修が終わって認定されれば本格的なドーセント活動に入る。任期は2年。 更新可能だから健康の許す限りできるものになる。 年間400万人も来る上野動物園にマックがあってもいいのではないかとビジネスの顔が持ち上がるしボランティアの世界も何があるかわからないけど、今年もポジティブに自分らしく生きたいと思う。 ■
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by willfiji
| 2014-01-02 22:15
| 動物
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