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パピヨンパパの思うこと
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「山彦」(読書no.266)

「山彦」 (著・ヤマダマコト) 

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1000ページに及ぶ電子書籍。伝奇ファンタジーという特異な分野で、あったようななかったような小説だ。


大和朝廷が日本を統一するまでには各地にいろんな部族が暮らしていた。縄文人と言われる人たちと大陸から来た弥生人との交流によって日本民族が作り上げられた。

日本国が出来上がったのは律令国家となった飛鳥・奈良時代だが、人々が日本国民として国籍が登録されたのは明治からだ。

物語が始まる。山の民と言われた部族が長野から新潟にかけての山中で暮していた。そのひとたちこそ大和朝廷に追われた日本民族とは違うルーツを持つ山彦と言われる人々だ。小説は今でも山に住む人と山を下りて普通の日本人になっている人たちが互助会のような組織を持ち、大和朝廷に制圧された部族の復活を企てるという劇画的要素を織り交ぜて展開される。


伝奇というより漫画である、決して上手くない文章だがミステリー仕立てになっていて途中ではやめられない。


日本の各地には様々な言い伝えがある。土蜘蛛(ツチグモ)、ヤツカハギ、
サンカ、そして山彦。
文明開化の下、戸籍登録から外された人たちがそんな呼び名で異種な存在として天狗や河童等と同じように不思議な世界の人として語られた。

稀多非人(えたひにん)といった部落問題につながる人々は被征服民族が奴隷として扱われ、人々が嫌う仕事の領域を受け持ったという説もある。それが穢れた人とみなされたというものだ。


自ら所属する民族を優秀であることを助成させるには他民族を劣化民族と蔑むことが効果的だ。差別意識で生まれるナショナリズムとはそういうものだ。


日本もネトウヨをはじめヘイトが蔓延している。

そんな時、縄文や弥生に戻り我々の祖先はどこからきたのかを思い出せばいいと思う。


海彦、山彦の伝記が語る世界は国家そのものよりも人としての暮らしが隣人たちとの世界で成り立ち、神々は八百万の多様社会を認めていたものだ。


今、外交では長い間中断された日中韓首脳会議が再開された。来月には米朝首脳会議も予定されている。韓国ムンジェイン大統領の平和への実践を世界中の人が評価をしている。


一方圧力一辺倒の安倍首相は命を賭してこの国を守る自衛隊を明記する改憲を目指すと人々を扇動する。

若者に、国民に,命をかけさせるような戦争をしない道を作ることがリーダーの役目ではないのか?

嘘をつき通してもいまだ安倍首相を支持している人がいる。日本民族はそんなに劣化していないと思う・・・のだが。


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by willfiji | 2018-05-11 15:53 | 読書 | Comments(0)
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