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空のように、海のように♪


パピヨンパパの思うこと
by willfiji
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「サボる政治」(読書no.230)

サボる政治」 (著・坂本英二)惰性が日本をダメにする。


日本経済新聞編集委員の著者が物申す一つの見識を示す本だ。


「サボる政治」(読書no.230)_a0199552_11110415.jpg

ボクは大学に入学した時から日経新聞を取っている。


造形学部デザイン学科という好きな分野に進んだ時に経済が大事だと父親から勧められたからだ。学園闘争の真っ只中の時だった、べ平連親派から全共闘にも加わった、過激派にならなかったのは日経新聞の自由経済進むべき方向だと思っていたからだ。


社会人になって平和憲法護憲の立ち位置にいて自由社会の実現を理想とした。


ビジネスを通して韓国、中国、台湾、香港の人たちと親密になる中で彼らの国際感覚に触れて共感を持った。彼らには日本の過去の過ちを許容して日本から学ぶ姿勢があった。
ボクは日本人として加害者としての歴史を担う中で平和産業の構築こそボクのビジネスの道だと邁進した。


そんな思いを貫いて、政治的に偏ることなくリタイアした年、東日本大震災がおこった。民主党が自壊して安倍政権が誕生した。
2大政党が切磋琢磨し日本の政治が善くなると思っていたがそうはならなかった。


選挙では経済政策を政治課題としていた安倍政権は過去の戦争を肯定し皇国史観を持ち出し自由社会を否定するそんな姿を見せてきた。顕著なのは集団的自衛権容認という暴挙だ。憲法違反は明らかだ。その後、共謀罪法案まで禁じ手を使って通した。一強に奢り、森友問題や加計学園問題が表面化した。


近隣諸国との関係悪化はボクに政治という問題を必要以上に考えさせる機会となった。


世界の右傾化と同時に起こった日本の右傾化の表出は安倍政権がもたらしたものだ。


サッカーワールドカップ同時開催や韓流ドラマの影響であれだけ関係が善かった日韓関係が国民同志も崩れていって反日、嫌韓が充満してしまった。


アベノミクスは株高をうみボクが長期にやっていた平和産業応援ファンドが上昇しいくばくかのお小遣いをもたらしたが、金融緩和は出口対策がなければツケは国民が背負うことになる。


この本は日経らしい論調で日本の政治の怠慢を示す。

税と社会保障の一体化は国民に負担を強いるものだが少子高齢化を前に間接税である消費税増税は避けて通れないことだと思う。そしてTPP推進もグローバル経済の中で自由貿易の促進を止めることはできないという点で多国間協議し一定のルールのもとで遂行すべきだと思う。


一方この本とボクの意見が少し異なるのは軍備拡大に対してだ、北朝鮮や中国を対象国として今以上の充実を求めているがボクはチキンレースに加担することなくむしろ平和貢献を日本はめざすべきだと考える。抑制のための軍事拡大に効果はない。ましてアメリカの言いなりに言い値で追撃ミサイルを購入することには反対だ。


北朝鮮はともかく中国は国際社会の立派な一員で一党独裁ではあるが日本侵略を考えているとは思わない、領土問題は徹底的に議論すべきで、ないとしている日本の姿勢を改めることも必要だ

北朝鮮は難しい問題だが武力衝突は避けなければならないということだけははっきりしている。制裁ばかり口にするのは政治の非力さを嘆く姿だ。国連の中で対話の窓口を作る事がかつて脱退し孤立の道を歩んだ過ちをおかした日本の役割ではないだろうか。


安倍一強に対して黙っていた多くの日本人が少しずつ声をあげだした。ネット右翼の差別主義発言のひどさに呼応したとも考えられる。


A:
「長いものには巻かれる」「出る杭は打たれる」「沈黙は金」「くさいものにはフタ」
「キジも鳴かずば撃たれまい」

はよく言えば日本人の謙虚さを表したものだが、そうばかりは言えない時がある。


B:
「火中の栗を拾う」「武士は食わねど高楊枝」「良薬は口に苦し」「書くものはかくなるものと知りながらやむにやまれぬ大和魂」ボクはいつもBに惹かれる。
政治的発言はそんな思いがあるからだ。


ボクとは違う主張にも耳を傾ける必要があるとこの本を手にした、おかげで少し違った考え方も持てた。自由社会を尊重するという共通の基盤があるからできたことだ。

おおもとが一緒なら違っていい、おおもとを大げさに言えば、人類の普遍性で「自由・平等・博愛」だ。絶対に許せないのは差別


「君主は和して同ぜず、小人は同じて和せず」心することそれは自己内対話でもある。



by willfiji | 2017-09-04 11:27 | 読書 | Comments(0)
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