空のように、海のように♪


パピヨンパパの思うこと
by willfiji
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
メールアドレス
フォロー中のブログ
カテゴリ
以前の記事
最新の記事
最新のコメント
紹介 日本語の起源..
by コトタマ学 at 22:03
ジョニー店長、動物達は何..
by パピヨンパパ at 21:10
目は、口ほどに…と、言う..
by Jony店長 at 20:08
大変参考になりました!!..
by 拓也 at 21:52
拓也君偶然ですね、弓張は..
by パピヨンパパ at 11:03
佳苗ちゃん、いいよ!幹事..
by パピヨンパパ at 10:24
突然のコメントすいません..
by 拓也 at 12:47
良いなぁ…月山!! 来..
by 佳苗 at 10:34
ジョニー店長。休みの考え..
by パピヨンパパ at 08:23
平田さん、   ご意見良..
by jony店長 at 21:48
最新のトラックバック
venushack.co..
from venushack.com/..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..
正義と信念のために
from 笑う社会人の生活
ドイツ皇帝の最後の宮殿で..
from dezire_photo &..
トキ 4羽の繁殖成功 多..
from ローカルニュースの旅
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

外来種は本当に悪者か?(読書no.219)

「外来種は本当に悪者か?」(著・フレッド.ピアス)The New Wild

a0199552_17454779.jpg

ボクが毎日のように犬と遊んでいる多摩川にもカミツキガメ、アリゲーターガー、そしてピラニア等外来種が住んでいる

春になればセイヨウタンポポがいっぱい咲いて、日本タンポポをみつけるのが難しい。


ボクの中にも「日本がんばれ!」の気持ちがあって、外来種がはびこることは望まない。


一方、人間社会を考えると排他性が勢いを増している。

最も憤りを覚えるのはヘイトだ。中国や朝鮮・韓国・在日の人まで憎悪する発言や行動が目立ってきている。本屋に行くとヘイト物が並び、最近はネトウヨをマーケットにしたゴーストライターに書かせた元外人タレントの本が30万部も売れたという。

普通本を読む習慣があるなら人は真実を知り、多様性を認めるようになるものだが、右傾化から抜け出せない人がいる。特にネトウヨの言葉は街宣車のがなり立てる騒音と同じで聞くに堪えないものばかりだ。在特の人たちがいることは日本人として恥ずかしいと思う。


人間も動物お同じような属性を持つとしたら外来種を忌み嫌うことはボクの心情にはあわない。
この本は外来種に対しての考え方に新しい世界を示す。ニューワイルドという新生態学だ。


環境保護はしばしば以前の状態に戻す手段を取る、保護地区の設定や外来種駆除の多くの有効性は限定的だ。

著者は「以前の状態」とはいつのことかと問う。在来種はいつ在来種になったのかということだ。日本人だって同じだ、中国や朝鮮、韓国のひとたちやアンデスに住む人たちと同じ蒙古斑を持ち、今生きている人間は共通の遺伝子を持っているホモサピエンスということを考えれば、みんな在来であって外来でもあるのだ。


この本には納得できない部分もある、環境はあるがままにしておけば自然そのものの移り変わりに対応する、それが自然だというものだ。


汚染が進んだ場所で在来種を押しのけて外来種が生き抜いていたら、外来種が生物多様性を守ったことになるというのだ。
今、野生動物が一番増えているのはチェルノブイリの人が住めない放射能汚染地区、かつて
5万人が住んだ場所にはヤマネコ、オオカミ、ヘラジカ、ビーバー、イノシシ等々、渡り鳥までやってくる。野生動物は長生きしたあげく病気で死ぬことはほとんどないと解説する。死生観を考えさせられる。


温暖化によって気温が
2度上昇すると1/4の動物が死滅すると環境保護者は言うが、新しい環境で生きる動物が増えてそうはならないと著者は言う。


「急激で破壊的な変化をふくめて、変わることは当たり前、世界はいつも流転、生態系が新しくなることは自然保護の脅威だとされてきた。それが現実でありチャンスでもある」と説明する。


30年程前、多摩川はヘドロの川だった、それが今アユが遡上する川になった、前述したように外来種も住んでいる。

多摩川が綺麗になったのは人間の意志による、その意志を自然の成り行きとすればそれに任せたままだとも考えるが、自然保護の観点があったことは確かだ。


外来種について考える時、外来種を認める中で人間ができることをしていくことだと思う。環境保護は大事だが捕鯨問題のシーシェパードになってならない。


アフリカのエボラ熱、ヨーロッパの口蹄疫、アジアの鳥インフルなどは持ち込んではならないし入ったら徹底駆除すべきものだ。


ボクに結論の出ないことがある。ニホンザルを守るために外来のアカゲザルを動物園が殺処分したというものだ。

固有種は日本の文化だが、守るために外来種を殺していいのか?


猿被害で
2万頭のニホンザルが殺処分されている現状もあって、アカゲザルを殺処分しても問題はないと判断があったようだが。ボクにはすっきりしないものが残っている。

ニホンザルの尻尾が将来長くなってもいいと思うのだが?結論は先延ばしだ。


[PR]

by willfiji | 2017-06-22 17:57 | 読書 | Comments(0)
<< 「月の満ち欠け」(読書no.220) 落葉 (読書no.218) >>