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「総員玉砕せよ」「ああ玉砕」(著・水木しげる)
水木しげるは自らの体験のもとに描き出す、一人の兵隊として戦場でおこった事を生き残った者の責任として後世に伝えている。 南の島の戦いで水木しげるが体験したのは、上官に絶対服従の軍の姿だ、兵隊は一日中なぐられていた世界だ、 食べ物もなくやせ細った隊へ「全員玉砕」の命が下る、銃剣だけで戦車に突入する、「気合勝負」の戦いだ。 兵が壊滅する中で何人かの生き残った兵がジャングルで合流する。ひとまず退去して大隊に合流するが、「あっぱれ!全員玉砕」と報告され軍の士気向上につなげた後のことでもあって、再び玉砕を命令される。反対者は自決か銃殺、あまりにもむごい。 敗戦直後、軍はほとんどの資料を償却したが、生き残った人たちの証言が事実を暴き出している。 兵たちは東条英機の「生きて虜囚の辱めを受けるなかれ」の言葉によって玉砕の道を進んだ、美しい言葉は時に残酷さを人に強いるのだ。 2週間ほど前、NHKで「東京裁判」が3夜連続で放映された。 裁判で裁かれる東条英機は「生きて虜囚の辱め」を受けていたのだからこれほどの喜劇はない。 東京裁判の判決に異を唱えたパル判事を引き合いにあの戦争はアジア解放の戦いであったとする人たちがいるが、全く誤った考えだ、パル判事はその時の戦争に関する法解釈では無罪であると主張したものでボクもその意見には賛成だ。だから本来なら、日本の戦争責任とともに欧米の植民地政策やアメリカの原爆投下責任も問われるべきで、パル判事の次への展開が国際社会で必要になったのだ、それがなかったから冷戦がおこり憎しみの連鎖が始まり今また各国の軍事費増大という歴史的退化が始まっているのだ。 戦争はしてはいけない、「国のために尊い命をささげた」という言葉を使って靖国参拝をする政府要人の人たちが戦争を美化する時、そこに戦争を再び生む土壌があることをしっかり押さえなければならない。 言葉は人を救うが破滅に導く怖さもある。 今月安倍首相が真珠湾戦没者をオバマ大統領と共に慰霊した。 二度と戦争を起こさないという不戦の誓いを支持しない人はいない。 安倍首相の言葉を読むと憲法9条の精神そのままでなぜ同じ人が改憲論者なのかわからない、総理大臣が2枚舌や嘘つきでは通るはずがない。 真珠湾訪問で安倍政権の支持率が高まったという報道は政権にすり寄るマスコミの姿を現している。少し前のプーチン大統領との会合でも日露平和条約を望まない人はいないから、北方領土問題は別にしても両首脳が対話を持ったことに反対する人は少ないのだ。 中国の南京事件や韓国の慰安婦に対しても首相が二度と過ちをくりかえさないと現地慰霊訪問したり、竹島も尖閣も北方領土と同じように「新しい秩序を作る」という棚上げによって領土問題を解決するという姿があってこそ初めて世界に対して平和国家日本を表明できることになると思う。 しかし安倍首相と同行した稲田防衛大臣が真珠湾から帰ってすぐに靖国に参拝するということを見ても可能性は少ないだろう。 大臣は国のために死んだ英雄を慰霊するのはあたりまえと言明した。戦争で死んだのは日本兵だけではない。
東京裁判で裁かれた人の罪はもしその人たちが戦争の道を進まなければこの戦争で死ぬことはなかったということにある。 稲田氏の行動は日本の戦争によって被害を被った隣国の人たちの感情を逆なでしたことは明らかで国務大臣としてしかも自衛隊を管轄する大臣として許されるものではない。 集団的自衛権容認、沖縄の基地移設とオスプレイ配備、核や南スーダンの武器輸出禁止の国際条約へ反対や棄権票を投じる等、この政権に「二度と過ちを犯さない」とした不戦の誓いは日米軍事同盟強化をめざした軽い言葉でしかないと思わざるをえない。 韓国の慰安婦像がなかなか撤去されないことに異を唱えるなら要人の靖国参拝にも意を唱えるべきであろう。自国ファーストという思想は誰にでもあるが内向きになっていわゆる右傾化してはならない。 来年こそは自国ファーストは相手国にもあるのだということを心する、 「相手の身になって考える」ことができる平和国家日本の道を歩んで欲しいと願っている。
by willfiji
| 2016-12-31 12:15
| 読書
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