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「遺伝子が語る生命38億年の謎」(編・国立遺伝学研究所)
動物の本を読む中で、進化の考え方がダーウィン以来神の手を離れ、特にゲノムの解明が進んでいるこの数年の間に多くの新しい発見があったことを知った。この本もその中の一冊。 生物はナメクジでも人間でも遺伝子の総数は2万個ぐらいで変わらないのが不思議だ。 生命誕生から遺伝子の違いが生じないないなら種は存在しないはずだ。遺伝子に違いができることが進化だ。進化はなぜ、どのようにしてなされたのだろうか? 知らないことを知るのはまだ知らないことがあってそこに可能性があるから研究が進むとこの本は教える。人間のさまざまな問題も同じだが解答がなくともその解答に近づく可能性がある限りそれを求めていく姿勢が大切だ。 脳は幼児期の方が柔軟でその時に脳が完成する、完成してから毎日1万以上の細胞が死ぬ。 人間の細胞は60兆もあるから目には見えないけど減っていくのは確かだ、ちなみにこの細胞は父母から受け継いだ一個の細胞からコピーされてできたもの。 少し前までは細胞は死んでしまったら戻らないとされたが、今は再生されるものがあるとしている。物忘れが多くなったボクにとって朗報だ。 一匹だけカゴに入れられたマウスと多数をカゴに入れたマウスでは後者の方が脳のニューロンが多くなることが分かってきた。バラエティーがある生活を送ることでニューロンが再生するのだ。ボクの座右の銘、「一生勉強、一生青春」は理に適う。 人の死についてもこの本は語る、「一生青春」で死が訪れない世界は幸せだろうか? 加齢によって細胞が死んでいくことは遺伝子の中に既に組み込まれたものだ。動物によって生命年齢は違うがこれも進化の結果だが謎は多い。 遺伝子がどこまで人の脳の働きを決定づけるのだろうか?全く同じ遺伝子を持つ一卵性双生児の研究がある。遺伝子が与える影響は3割に過ぎないとの答えがある。6割は環境によるものだ。つながりや教育が大切なのだ。 人は46本の染色体を持つ。染色体を構成するDNAが個々人で違うのだがそのDNAのほとんどがどんな機能を持っているのか解明されていない。凄いのは60兆の細胞すべてが同じDNAを持っているということだ。 自分の中に宇宙がある。自覚しない自分の世界だ。 僕はヨガや太極拳をやっているがその中に「自分の細胞に問いかける」ということがある。達人になれば細胞の声をきくことができるというのだ。 ゲノム解読に進む新しい科学の発見も細胞に聞く形でなされている。これからはこの60兆のことを想像し、加齢によって死にゆく細胞のことを受け入れ、新たなニューロン再生を続けていきたいと思う。
by willfiji
| 2016-07-21 17:04
| 読書
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