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「オオカミが日本を救う」(著・丸山直樹・他)生態系の役割と復活の必要性。
アメリカのイエローストーン公園にオオカミが再導入された、何十年もかかったが同じように、日本にもオオカミを復活させようと精力的に取り組んでいる人がいる、著者だ。 オオカミの本を何冊か読んでいるのは、最近気になる動物が、タイリクオオカミだからだ。 モウコノウマの不思議に魅せられて、ボランティアでガイドスポットをやっているがオオカミは天敵としてその領域に展示されている。その姿を見るたびに何か通じるものを感じている。 ボクも「赤ずきんちゃん症候群」になっていた。オオカミのイメージが童話によって培われたという。著者はこの刷り込まれた誤解を解く為に奮闘している。 オオカミを復活させる理由は二つある、基本になっているその①は「種の多様性」ということ、これがなければ始まらない。日本で絶滅したオオカミの姿を日本で見たいからだ。トキやコウノトリと同じだ。 そしてその②は最上捕食者であるオオカミの滅亡によって、野生動物が増え、多くの害を及ぼしている。その対策として必要だと説く、様々な対策が打たれているが殆どが効果的ではなく、オオカミ導入以外の解決策はないというものだ。 イエローストーンの例はボクも羨ましく思っていたが日本では無理だと思っていた。 この本を読むと、大丈夫ではないかと思うようになって導入すべきだとも思うようになった。 この本にはオオカミ導入のリスクについてボクが思っていたほとんどのことに対して答えがあった。昨日ナチュラリストを自認する友人と話したが友人の疑問も同じだった。 それは、導入すればマングースの例と同様に被害をもたらすというものだ。それに対して著者はマングースの失敗例をあげて、オオカミ導入とは全く別だとする、マングースは外来種で日本にはいなかったがオオカミは在来種で日本にいた、日本で何千年も生き抜いたから最頂点捕食者として自然の一部としの役割があったという。日本オオカミは絶滅したのだから導入するオオカミは外来種ではないのか、といった疑問にはDNA検査ができるようになって、日本オオカミは亜種であるから同じ動物だと疑問を払拭する。 人を襲うというリスクには、オオカミは臆病な動物だから普通であれば人を襲うことはない、イエローストーンでも人が餌付けしようとして襲われることがあったが、人慣れさせないようにする必要があるという。ツキノワグマやニホンザルが人に危害を加えることよりずっと少ないともいう。不注意によって家畜は襲われることがある、その場合は保証制度をつくることも導入と同時に必要だとしている。 シカやサルやイノシシはますます増えている。その被害は160億で年々増加している。 ジビエ料理を期待すると友人はいう、ボクもそう思うが、著者によれば、 何千万という施設がつくられてもそれが機能していないとしている。これは他の本にも書かれていた。ジビエにまわされるのは現状でも数パーセントに満たない。 自然だから自然にまかせればいいのだが、人によって滅ぼされた日本オオカミは人によって復活させる必要がある。オオカミの復活を望む人は徐々にではあるが加速的に増えている。
by willfiji
| 2016-02-15 18:05
| 読書
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