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「科学者は戦争で何をしたか」(著・益川敏英)ノーベル物理学賞受賞の著者が解釈改憲で戦争する国になる政治状況に危機感を抱き科学者ならではの深い洞察力と人類の歴史を踏まえた長期的視野で世界から戦争をなくすための方策を提言した納得の書だ。
戦争法案と言われる安保法案が通されようとしている。強行採決必定の予感がする。 国民の過半数が反対しているにもかかわらずだ。 歴史的暴挙であって政治が暴走していると言わざるを得ない。 何年後になるかもしれないがこの法案の過ちと時の政権の愚行が 正される時が来ると思う。賛成した与党の議員にしても立憲主義に違反する法案であることはわかっていると思う。 著者は100年後、世界は戦争をしない状況になっているという。 楽観的な著者らしい考え方を知っただけでもこの本の価値があったと思う。 現役時代、新規事業を任されたボクの部下は一回り以上歳が離れているメンバーが多数であった。そんなメンバーを一つの方向にまとめて行くために示したのは「王道を行く」という事だ。目前の視点ではなくより大きな視点で見て今を考えるという事だ。 力無さに王道を歩む事ができないことも多かったが正しい道をみつめる事は忘れなかった。 今どれだけのメンバーがその道を歩んでいるのか?外している人が目に付く事もあって。 ボクの不徳の致すところだと心を痛めている。 著者には坂田省一という憧れの先生がいた。名古屋大学が「軍事研究をしない」との平和憲章を誓い今に至るがその中心人物だ。この姿勢があるから世界的に活躍する研究者が沢山輩出されている。科学は中性であって使う人によって平和利用も軍事利用もできる、坂田先生はその上で「科学的な成果というものは平和に貢献しなければならない」、「科学者である前に人間タレ」と教えた。著者の思想になった。王道だからだ。 人類にとっての王道は「戦争をしないという事」。何人も異論はないだろう。 憲法9条を否定する人の理由は戦争放棄という思想は理想であって現実的ではないということにある。 人が人を殺してはならないという王道を貫く努力をしないで軍備増大に勤しむのは富国強兵を目指した時代と変わらないではないか。 災害時の自衛隊の働きを誰もが賞賛する。しかし国民にも自衛隊員にも胸にひっかかるものがある。彼らにもっとプライドを持たせるには王道を歩ませる事ではないのか。 自衛隊を災害救助隊に改変すべきだ。5兆円という膨大な軍事費をまわす事だ。 想定外の災害が日本のみならず世界中に起こっている。 世界に誇る優秀な災害救助隊の派遣こそ日本がやるべきことではないのか? 今は無理でも100年後にはそうなっている事を願う。 この本は科学者達の苦難の道も書いている。アメリカで原爆を完成させたのはナチスから逃れたユダヤ人シラードでナチスに対するためだけに原爆を使うというアメリカ政府との約束があった。 完成前にナチスが降伏して約アメリカは日本に原爆投下した。 約束は反故にされた。 戦後アインシュタインは訪米中の湯川秀樹を訪ね、涙を流してわびたという。 アインシュタインは科学者達の宣言として二度と戦争はしないとラッセル アインシュタイン宣言を遺した。 著者は軍学共同が進行する現状に警笛をならす中で軍事研究に利用された大学や研究室からは優れた研究者は出ないと断言する。 王道こそ優れた者の行く道だ。今回の法案に6割以上の人が反対している。日本人は捨てたものではない。
by willfiji
| 2015-09-17 17:30
| 読書
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Comments(1)
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