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パピヨンパパの思うこと
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マッカーサーの二千日

マッカーサーの二千日」(著・袖井林二郎)
ダグラス・マッカーサーが日本に駐留した時は既に65歳。

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天皇の上に君臨する戦後の日本の道筋を作る2千日の将軍だった。

軍の司令官であった彼は米国の戦争の大儀である日本に民主主義を植え付けると同時に中ソによる共産主義的国家の進展を抑えるための防波堤として日本を築く。


著者は言う「日本が太平洋戦争で中国・アジアで
2千万の人々を殺し、その結果として敗戦と占領があったことを、『俺は生まれていなかったから知らない』ようでは中国・アジアの人々と付き合っていくことは不可能である。本書を読んで欲しいのはそのためである。」と。


本書の重要な部分は平和憲法制定にある。改憲論者がGHQに押しつけられた憲法として日本人による自主憲法が必要という言い方をするが憲法の精神は普遍であって創案したのがどこの人だったかは問題にはならない。

特に平和憲法は日本の国民が軍国主義を経験して二度とあの時代にもどってはならないという意志を受けて出来上がったものだ。


米国と開明的な日本人が太平洋戦争を反省し
2度と戦争を起こさないために新憲法を作りこれをマッカーサーと時の幣原首相が共に認めたという憲法だということをしっかり認識しなければならない。


マッカーサーは天皇を利用して平和国家を作り上げることにした。だから日本国民は納得したのだ。

平和国家日本を作ることが日本の国民が納得する理想の国家だったのだ。


ボクはこの時の理想を見失ってはならないと思う。幣原首相とマッカーサーはこれが実現したらこれこそ人類が築いた最高の法典になると歓喜した。


鉄は熱いうちに打て、戦争はしてはならないという機運のもと第
2次世界大戦直後に国際連合も人類の理想のもとで出来上がった。


しかしマッカーサーの就任の
2000日の間に中ソという新たな敵が生まれ、日本はマッカーサーのもう一方の顔である軍司令官という民主主義の矛盾を武力で解決するタカ的本質に引きずられて行く。


朝鮮半島への米軍進攻の司令官となったマッカーサーは手薄になった日本を守るために
警察予備隊を創設する、憲法9条に対してこの時出来たのが個別自衛権という考え方だ。
この考え方には賛否があるがそれが集団的自衛権となると違憲であることは明らかだ。


歴史の教訓を学ぼうとしない者に対して歴史はそれを繰り返すことによって復讐する。


マッカーサーは朝鮮戦争の更なる拡大を主張してトルーマン大統領に更迭された


日本はその後も平和憲法が支えとなって世界に類をみない経済成長を果たした。
平和憲法と同じように農地解放や財閥解体などの自由主義経済発展の基盤がマッカーサーによって作られたことも重要な視点だ。

軍備拡張を抑えた民主政治が続行された結果日本は豊な国になったのだ。

今最も危険なのは再び軍事強化の道を歩む世相があることだ。経済が世の中を豊かにするが矛盾も出てくるそれを武力で解決してはならない。

米国が世界の警察から手を引く時、自主独立はそれに肩代わりする軍事力を持つことではない。


日本の道は過去の歴史から学び戦後直後の理想を追求することだ。安倍政権は集団的自衛権に見られるように日米軍事同盟の強化に走り中国や北朝鮮に対して対立する構造を作り上げているように思える

マッカーサーのひとつの顔は日本を真の平和国家にすることであった。
2度と戦争ができない国にすることであった。それでいいのではないか。


マッカーサーが朝鮮戦争の拡大を目論んだ時、米国の正義は不拡大の道を選び民主主義の盟主を保った。

しかしその後のベトナム戦争やアフガニスタン・イラク戦争という決して正義ではない戦争をしかけ今の不安定な世界を作ってしまった。


対米従属をやめ国際社会にそして中国や北朝鮮に対しても日本が平和憲法による日本の立場を明確にすることが日本の自主独立という姿ではないだろうか。


一国民の生計が他国の慈悲に頼っている限り政治的自由はあり得ないとマッカーサーの
2千日を著者は結ぶ。


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by willfiji | 2017-02-25 18:25 | 読書 | Comments(0)