空のように、海のように♪


パピヨンパパの思うこと
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ズーラシアに行ってきた。

動物園ボランティア仲間と横浜ズーラシアに行ってきた。
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多摩動物公園を抜いて日本1の広さになったがアップダウンがなくて足に優しい。
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新しい動物園だから、動物との距離が近く設計されている。
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放飼場が広くとられていて、動物たちのストレスが少ない。
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動物たちは見世物ではない、自然に返せという意見もあるが、
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帰るべき場所もなく、野生に返しても生残れないのが現状だ。

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動物たちは美しい。
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いのちあるものを大切にしなければと気づく場所。
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その眼をみると、生命の源は同じだと不思議な気分になる。
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人は鳥のように飛べない、
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チーターのように走れない、チンパンジーのような筋肉もない。


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みる側なのに観られている。
そんな眼をした動物たちを撮ってみた。



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by willfiji | 2017-04-17 11:33 | 動物 | Comments(0)

生き物はすべてつながっている

生き物はすべてつながっている」(著・中川志郎)。元上野動物園園長のエッセイ。
2012年に81歳で亡くなった後にそれまで著者が上野のれん会のタウン誌に書いたのをまとめた本だ。
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著者は上野動物園の獣医として採用され、上野、多摩の動物園長となり、晩年は動物園協会や動物愛護協会等の要職を務められた。動物学会における功績は多大だ。

このエッセイは動物に対するいっぱいの愛情で綴られている。易しい言葉中に深い意味がある。一生を動物に注いだ著者の哲学を垣間見ることができるものだ。

上野動物園の歴史の中で最も悲惨な事は太平洋戦争末期の動物達の処分であった。
殺処分を命じられても賢い動物は毒物を食べる事はなく餓え死にの道を選んだ。
飼育員がそうさせたのかもしれないが命令違反は国賊扱いとなる。公然にはできない。

そんな世の中に二度としてはいけない。

戦後の子供達に笑顔をもたらしたのは、お猿電車や触れ合い動物園や移動動物園だ。
尽力されたのは著者が新人の獣医として入園した時の古賀園長だ。新しい動物園のあり方の基礎が古賀園長によって築かれたと記される。悲しい歴史を体験した古賀さんの意志は新人達に強烈に植えつけられた。
動物を愛することはそのまま人類愛にもつながる。

生物多様化は今や地球規模の問題だがその中で動物園の役割はますます重要になっている。
この本の題は「生き物はすべてつながっている」だ。
この真実が人類の課題だ。

イルカ漁の問題や動物園は見世物小屋といった批判について正面から著者は語る。
大事な動物を預かる身として極めて重い責任を感じながら、動物達と接し種の大切さを伝えていく姿がそこにある。
「動物園は文化である」 動物を通して人々が幸せを感じるように著者は心から願っていた。

著者の他界と入れ替わるようにボクは動物園ボランティアの活動に入った。
著者の志のひとかけらでも担うことができたら本望だ。

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by willfiji | 2015-07-10 14:37 | 読書 | Comments(0)

2015;6.5=6.19 南九州の旅(動物編)

エクストリーム滋賀大会のついでに、大阪港からフェリーに乗って、
鹿児島、宮崎、熊本、大分の旅です。
パルティー&ライクルも一緒です!
大阪港出発は6月7日17:00、その前に天王寺動物園に行きました。
生まれたばかりのホッキョクグマ=モモちゃん、プールに飛び込んだりして元気いっぱい!
かわいい姿を見せてくれました。

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今動物園は動物達の姿をできるだけ自然に近い状態で見せようと懸命です。
ランドスケープというこの展示、ライオンとキリン、シマウマが同じところからみられます。

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ボクの好きなレッサーパンダ、多摩動物園よりおやつの時間を頻繁にして来園者をたのしませてくれました。

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6月8日、フェリーは無事、鹿児島志布志港につきました。
早速、都井岬の岬馬に会いました。
自然の中にいる日本特有の家畜馬です。
あちこちに点在して、仔馬の親子がそばにきたりしました。
車の中から、ライクルはわんわん、パルティーは興味深げに観ていました。
もちろん我々は降りて、グーンと接近、馬たちは優しく迎えてくれました。

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6月9日宮崎フェニックス自然動物園
ここは小さな動物園ですが、飼育員の方がとてもフレンドリー、
お金をかけないでチンパンジーが道具を使ってヨーグルト食べるしかけをつくったり、
(環境エンリッチメント(動物たちが生き生きと過ごせる環境を整える)奨励賞)
動物たちとの触れ合いを大事にしています。

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梅雨時期なので来園者が少なく、フラミンゴショーは我々だけでしたがスタッフ3名と鳥たちが熱演してくれました。
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6月13日鹿児島平川動物園
山間をうまく使った動物園、一方通行なので目指す動物だけを見るには少し不便でしたが
コンパクトにまとめられていました。

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ネコ科の中でトラだけが水を嫌がりません、
トラ年、トラキチのボクはなるならホワイトタイガーならいいと思いました。

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動物の大きさが一目でわかります。飼育員さんのアイデアです!

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6月17日阿蘇カドリードミニオン
志村どうぶつえんで人気だったパン君に会いにいきましたがパン君は体調管理でお休みでした。
ここには、200頭のクマたちがいてびっくりです


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ワンちゃんも入れるので対面が面白かった!
ライクルとパルティー連れて、山でクマにであっても役立たないな!と思いました。

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コグマが抱けて大喜び!

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7月18日大分アフリカンサファリ
自家用車で回れると大喜びでしたが、天候が悪いのでバスになりました。
でも、餌があげられるので迫力満点でした。
チータとシマウマの複合展示がズーラシアに先駆けてもう何年も前からやっていたそうです


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6月19日大分高崎山
旅行最終日はあのシャーロットに会えました。運よくその群れがきていました。
シャーロットという名前がついてよかったね。

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たくさんの子猿たちがいてすごくおもしろかった。
野生のサルたちにこれまで何度も出会ったけど、全く攻撃性を感じないサルたちは初めてでした。
近かったら、毎週でも来たい所です。

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by willfiji | 2015-06-30 11:22 | 動物 | Comments(0)

動物園をまるごと楽しむ

『動物園をまるごと楽しむ』(著・小泉忠明・石和田研二)は

「動物園学」等研究論文で記述された本を何冊か読んだ後に読むとずっと軽く読み進むことができる易しい本だ。

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しかもこの本の易しい言葉には動物学と動物園学の流れが裏付けされている。しっかりした本だ。

動物園の来園者の主役は子供達。動物ボランティアをやっていて易しい言葉の難しさを感じている。
動物には生きた血が流れている。その事が基本にあって動物の姿を来園者に見てもらう事が大切だ。
この本には多くの動物の特質やエピソードが書かれている。

パンダの発見やキリンの首、象の鼻の不思議、スカンクのオナラやサイが放出する糞の臭い話等、実に多様な動物達の話だ。

動物の本を何冊か読んで、備忘録を兼ねてこのブログに綴っているが
気がついたら何度も「多様性」ということを言及していた。

子供たちは動物との出会いの他にバランティアとの出会いもある。
子供たちにとってボクは見知らぬオジさんだ、50年以上も違う他人と接するめったにない機会をもたらすものになる。

ボランティアにもいろんな人がいる。そのオジさん達もオバさん達もまた違う人達だ。
子供たちには動物達の違いと同じように人間の違いも知って欲しいと思う。

そして違う人がいることを排除するのではなく尊重するようになって欲しいと思う。

希少動物の保全とは種を尊重する心から生まれる。
そんな意味を易しい言葉で伝えること、それがボクのテーマだ。

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by willfiji | 2014-12-12 14:27 | 読書 | Comments(0)

動物たちの箱舟


「動物たちの箱舟」(著・コリンタッジ)は動物園の目的のひとつである動物保護の領域を哲学・遺伝学。動物学等の学際的見地から書かれた本だ。

動物園活動を志す者が自分のスタンスをしっかり持つために論理的な道筋をつけてくれる本だと思った。

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著者の主張は多くの動物が絶滅の危機を迎えているのは何万種という生物の中のただ1種
である人間が引き起こしているもので、保護し繁殖させ絶滅から救うのは人間でしかないというもの。

そのために世界の動物園が機能して問題となっている2000種の動物を救うのだと説く。
専門的研究から著者は個体として生き延びるためには500個体が必要で種毎に最低必要個体を算出している。

ボクが活動する多摩動物公園にはモウコノウマがいる。
19世紀後半まではモンゴル草原にいた現存する唯一の野生馬だ。(モンゴルの人達が乗って狩りをするのは家畜であるモウコウマでこのモウコノウマとは違う。染色体が違うから交雑しても子孫は残せない。)

モウコノウマは気がついたら野生の馬は絶滅してしまっていた。
残っていた馬がヨーロッパに13頭飼われていた。
動物園で繁殖させてモンゴルの平原に戻す計画を実行し紆余曲折があって、群れとして1990年代にモンゴル高原に放たれた。

これは成功例だが、動物園育ちの動物の野生復帰はなかなか進まないのが実情だ。近親交配による生存率の低下や野生復帰しても動物園育ちの動物が獲物をとれなかったり、簡単に捕食されたりする。そして戻す自然が既にない悲しい現実もある。

著者は何百年という単位の計画で野生に戻す目的を様々な障害を乗り越え実現しようと課題対応策を明示して提案している。

人間がなぜ動物を助けなければならないのか。それは「生物多様性の保全」が人間の持続可能な世界をつくるという論理がある。著者はその事を肯定しながらそれは「功利的な考えだ」という。

動物を救いたいという直感、神はノアの箱舟を作ってこの世界を守った。
「動物たちの箱舟」と題したのは動物を救うのは神の意思だと著者は訴えたのだと思う。

多様性を認める事それは「功利的だから」ではない。
人が生きていく中で直感として備わっている本質的なものだとまた動物たちに教えられた。

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by willfiji | 2014-12-05 11:11 | 読書 | Comments(0)

冬眠する哺乳類

冬眠する哺乳類(東京大学出版会)を動物園ボランティアで活動を一緒にしている人から借りた。

全哺乳類の約6%が冬眠する。コウモリ、シマリス、クマ、ネズミ等だ。
もちろん同じ種でもしないのもいる。
冬眠と睡眠はどう違うのか?なぜ冬眠するのか?冬眠中はどんな状態なのか?
詳細な研究が記録されていてそんな疑問に答えてくれた。

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例えばクマにはマレーグマは冬眠しないが北のクマであるツキノワグマ、ヒグマ、ホッキョクグマ等は冬眠する。但しホッキョクグマで冬眠するのは妊娠した雌だけで雄と妊娠していない雌は冬眠しない。

冬眠の研究が人間に役立つ事はSF等でもお馴染みだ。冬眠させた宇宙飛行士の話や難病患者を冬眠状態にさせて未来に託すといった話が沢山ある。

冬眠はエネルギー効率を高めるものだから冬眠のメカニズムを解明すれば夢の世界を作ることができるかもしれない。
論文の中で興味深かったのは、同じ条件下で冬眠の浅く短い個体は深く長い個体より寿命が短いということだ。このことは睡眠も同じで「寝る子は育つ」を証明することになる。

種の進化過程で弱い因子を持った者は淘汰されるから、冬眠や睡眠が長い方が優性となる。その話を勝手に解釈すれば睡眠時間を削って勉強したり仕事したりするのは劣性遺伝子の行動と言うことになるわけだ。

クマの妊娠と出産も面白い。春に交尾期があるが受精は遅れて冬眠期前に着床する。短期出産となる。クマ類の赤ちゃんはとても小さい、冬眠中の母体からのタンパク質吸収をできるだけ少なくした結果だという。

冬眠をテーマにしたこの本、動物の不思議を少し解明してくれたが、命の不思議はますます不思議になってしまった。

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by willfiji | 2014-11-20 16:52 | 読書 | Comments(0)

動物園学

「動物園学」(監訳・村田浩一、楠田哲士)は\9000もする分厚い本だ。
ボランティアの先輩に教えられたこの本、市の図書館には無かったようで都の図書館から借りることができた。
監訳者の「動物関係の人の教科書として発行した」という序文にふさわしい充実した内容で動物園の様々な今日的問題が網羅されている。ここのところ集中して動物園関係の本を読んでいる がそれらを整理して考えることができた。
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大きな流れとして動物園が一番取り入れている考え方に「エンリッチメント」がある。
動物の「環境改善」のことで動物の肉体的及び精神的に健康向上を推進する考え方だ。
動物を前に誰もが「野生に戻してあげたい」と思う気持ちと「帰しても生きていく環境があるのか」という現実とで悩むのではないだろうか。
せめて動物園にいる動物にはストレスの少ない状態で、野生にいるより良い環境をつくってあげようというのがこの「エンリッチメント」の考え方だ。

「ハズバンダリートレーニング」というのがある。動物訓練のことだが蹄を切るために足を出させるとか遊戯で遊ばせて運動量を増やすとかいったものでこれもエンリッチメントの考え方が元になっている。昔見られたお猿さん電車等はストレスをもたらす芸と考えられて今はあまり行われない。人間にとって楽しい芸が動物にとってはストレスになる。ストレスであるかどうか動物毎に研究が進んでいる

来園者の振る舞いが一番ストレスになるのは霊長類。人間も霊長類だからパフォーマンスが共通する部分が多いということだ。
隠れるための植物を置くとか来園者が下から見るようにするとかガラス越しに見る時はこちら側を暗くするとか色々考えられている。

個体識別は種にとっても個々の動物にとっても必要なことだが標識を付ける事にしてもその動物の負担にならないように考えられている。個々の動物に名前がついていると来園者の親近感がより深まり子供達に教えると一番喜ばれる が研究のためにも必要なことだと知った。
名前は自然識別で動物のストレスにもならないが個体差のない動物も多い。焼印や刺青は痛みを伴うものとして次第に他の方法に変えられている。

主にエンリッチメントについて書いたがこの本はもっと多くのことを教えてくれる。「動物園学」という学問が成立するほどこの分野は奥深く興味は尽きない。ボク自身のマイブームになっていることを付記する。


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by willfiji | 2014-11-14 18:27 | 読書 | Comments(0)

動物園学入門

 「動物園学入門」 (編・村田浩一・成島悦雄・原久美子)は最も新しい動物園関係者による動物園文化をアカデミックに論じた本だ。

日本の動物園の多くがかかえる問題と今後の課題が各専門家から明示されている。
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その中のひとつに種の保存への論文があった。

種を保存することは種の多様性があって人類が持続可能な命を引き継ぐという考え方によるものだ。
希少動物が一定以下になると急激に数が減る。近親交配が進むと一般には免疫力が弱まり子供ができても病弱な子や異常体質が現れる確立が高くなることは知っていたが、雌雄がどちらかに偏ることを知った。日本の皇室が女子に偏るのはそんなことかもしれない。

また霊長類の雌雄を小さい時から一緒に過ごさせると血がつながっていなくても夫婦にはなりにくいということも種の不思議を感じさせる事だ。

多様性を認めることで人類が存続するという原理は異教や異文化を認める事にもつながる。
近い人ばかりでは滅亡するということかもしれないと動物園学を学ぶ事で改めて認識した。
動物園では繁殖しすぎるという問題もおきている。

人間社会を凝縮したような動物園。入門という表題ではあるが専門的な本だった。

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by willfiji | 2014-11-05 10:12 | 読書 | Comments(0)

動物のおじいさん、おばあさん。

動物園ボランティアを一緒にやっているメンバーから「動物のおじいさん、動物のおばあさん」の筆者高岡昌江さんが活動中に来て本の紹介をされたと聞いた。

日本の動物園にいる高齢の動物7頭をそれぞれの担当飼育員が語る。ほのぼのとした優しい気持ちになる本だ。
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冒頭に登場するホッキョクグマ「ユキオ君」、♂のホッキョクグマでは日本最高齢の26歳、
人間で言えば後期高齢者にもなる歳。2年振りに今年上野に帰って来た。その出張目的が繁殖というのが面白い。北海道にお嫁さん候補がいた。その目的は果たせなかった。
動物園には「ブリーディングローン」という制度があって希少動物等を動物園で繁殖させ生物多様性を維持するために動物の貸し借りが頻繁に行われる。近親交配を避けるために海外の動物園とも連携し絶滅の危機から復活した動物も少なくはない。
このユキオの帰りを待っていたのが飼育員の乙羽さん、ずい分年をとったなとわずか2年間であっても出迎えた胸のうちを明かす。

人間もそうだが老齢化は悪いことばかりではない。老は大人になるといえば十分大人だが世の中の酸いも甘いも知って成熟した時だ。動物も同じで特に猛獣は人間に対する態度がレッドからイエロー位になる程に変わる。レッドは退場だがイエローなら許される。
同じクマ科のパンダと違ってホッキョクグマに触れることはできないけど心の距離がそれほどになるのは間違いない。

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日本の動物園には人気者が数多くいてその多くがおじいちゃん、おばあちゃんだ。
夏に少し弱ったかに見えたユキオだが秋になって元気が蘇ってきたようだ。
この本は動物を通して「すなおに年をとる」事を教えてくれる。

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by willfiji | 2014-10-22 10:42 | 読書 | Comments(0)