空のように、海のように♪


パピヨンパパの思うこと
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「サイバー・コマンド」(読書no.226 )

サイバー・コマンド」 (著・福田和代)

サイバーテロという危機が世界を襲っているが、どんなことが起こるのだろうか、サイバーとはインターネット空間と考えていいだろう、インターネットを使ったテロをどう防ぐのか、そんなことが書かれている本を手にした。


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明神海斗が防衛庁のサイバー防衛隊に勤務したのは、自衛官に必須の体力には自信はなかったが、ハッカーとしての能力が際立っていたからだ。


インターネットが武器になる
、海斗はサイバーを戦場とする兵士なのだ。


トランプ大統領のロシア疑惑や北朝鮮や中国が発信先だとされるサイバー攻撃による通信障害疑惑がニュースに頻繁だが、情報戦は自由社会においても今や常識でメルケル首相がアメリカ滞在時に盗聴されたことなどで明らかだ。


ネットの世界で怖いのは、誰でもハッカーになれ、そして国境を越えて同志を募ることができる点だ、同志が集まれば
CPUが加算され戦闘力も増す。


この小説はちょっとしたことでサイバー戦争が始まり、その国のインフラを破壊する可能性を示す、コンピューターをコントロールすれば、交通機関を麻痺させ大事故をおこすことも、原発に入り込んでメルトダウンを起こすことも可能だ。


第二次世界大戦を契機に国際連合や
EUを産んだ世界がにわかに岐路に立っている。


日本にしても平和主義や民主主義が揺らいでいる。先の大戦から人々は善なるものの大切さを知り、性善説が世界をリードした、だが今、平和の芽を摘む勢力が待っていたように現れ、暗雲が出番をうかがう、自己利益実現を優先し他人を配慮しない人が闊歩する、ネットの世界は更に激しい、匿名性にあるからだ。


インターネットは本来人間の善意によって成り立つ仕組みだが、悪用する輩が幅を利かせていることも否めない、ネトウヨなど最たるもので愛国心というより自己顕示欲やフラストレーションの発散に近い、彼らの非難と罵倒はおよそ文明国の物言いではない。


この本はそんな人たちが仕掛ける戦争があると示すのだ、愛国者を語る人が集団で他国をサイバー攻撃することは可能だ、国がその人たちを仕向ける危険性もある。


武力行使がサイバーという手段になっても変わらないものがあると著者は綴る、国同士、国民同志が憎しみの連鎖を解き、自国も他国も互恵によって成り立つという正義に立脚することだ。

正しいことをやり続けるのが難しいなら正しくないことをやらなければいいのだ。
「正しいことをしなさい、正しくないことがわかれば正しいことがわかるはず」、


サイバーテロ攻撃を最小限に食い止めた海斗はこの言葉をかみしめる。


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# by willfiji | 2017-08-08 10:25 | Comments(0)

「パレートの誤算」・(読書no.225)

パレートの誤算」(著・柚月裕子)

パレートの法則と聞いてピンとくる人は少ないだろう、「働きアリの法則」と同じ意味だという。働きアリには働いているアリが8割、遊んでいるアリが2割いる。

働いているアリだけにしたら効率がいいと思うだろうがそうしてもまた2割が遊ぶアリになるという法則だ。

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主人公聡美は社会福祉課の臨時職員、入社早々ケースワーカーの仕事を覚えることになった。生活保護世帯を訪問して、面談して状況確認しできれば自立を促す。


やりたくない仕事だったが、その仕事を使命としてこなしている先輩を知り尊敬するようにもなった、その先輩が家庭訪問先で火災によって死亡する、検視結果は他殺だった。


聡美は貧困ビジネスの実態を知ることになる。裏社会が弱者から搾取する世界だ。社会保障をできるだけ抑える政策もあって生活保護申請にはいくつかのハードルがあるが、貧困ビジネスの魔の手は役所関係者にも及び手口が巧妙になっている。

亡くなった先輩社員が疑われる、聡美は疑問を解明するために役所内の資料を調べるが不正受給はマスコミから叩かれるため役所には不正受給の実態を隠蔽する体質がある、聡美の行動はそうした役所の体質から外れ上司から叱責される。

犯人捜しは警察にまかせろとの指示に聡美は納得しない、上司に隠れて重要な証拠をつかむ、聡美の身に危険が迫る。小説にどんどん吸い込まれていく。


この本は生活保護の意味を問う、ボクは自由世界を支持する、芸術や文化が政治的な理由で規制されることはあってはならないと思うからだ。人は自由闊達にやりたいことをやればいいと思う、そのための競争も必要だ。


但し自由の権利を差別によって奪う事、そして勝者だけが権利を与えられる事には絶対反対だ。生活保護世帯のような弱い立場の人やハンディキャップを持った人にはフォローが必要だ。

健常者が障害者を差別することはもちろんのこと民族が他民族を差別することも自由社会とは言えない。人は生まれた環境や民族によって差別されることがあってはならないと強く思う、平等を教えるのが教育だ。


安倍政権になってから強者の論理が横行している、自民議員から生活保護世帯の給付と不正受給は別問題なのにまるで同一問題のような声があがることや行革推進の主張には共感したが弱い人たちを切るような政策を打ち出す維新にはがっかりさせられる。

カジノ依存症になるのは本人が悪いからと言ったり沖縄の人たちを土人と揶揄した人を庇うなどの大阪府知事の姿は人間性のなさ露呈したものだ。

政治には思いやりがなければならない。障害者施設に押し入り障害者を次々に殺害した事件から1年経つが犯人は反省するどころかナチスドイツの優生学を信条とする発言をしている。

このようなネトウヨやヘイトスピーチの言動が日本社会へ影響を及ぼす、自己民族優位という観念の世界で政治を歪める、今までの日本では考えられなかったことだ。


国民主権、平和主義、基本的人権を守るのが民主主義国家の基本でその考えにたった生活保護世帯への給付は必要不可欠なものだ。


働きアリの論理で切り捨てることは簡単だが、切り捨てられる人の中に懸命に生きる努力をしている人たちがいることを忘れてはならないと著者は結ぶ。


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# by willfiji | 2017-08-04 10:44 | 読書 | Comments(0)

夏キャンプ・2017 sanpo

今年の夏はやっぱりシュノーケリングだと新潟、笹川流れにした
大雨の後だったので、
県下1の透明度を誇るこの地も視界はあまりよくなかったが
遊べた
7/25-29
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キャンプ地は紫雲寺オートキャンプ場
県営だから清潔でファミリー利用が多く騒ぐ人もいない
ペット連れだからか広いサイトA6で4泊
温泉が利用できる



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目の前は日本海
遠くに佐渡島が見える
ちなみに笹川流れの前の島あわしま

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日本海の
干満を調べて初めて知った
太平洋の干満の差は1.5-2.5mあるのに日本海は
0.2-0.4mだと!
あまり気にしなくていいわけだ

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シュノーケリングはほどほどにして
マリンピア日本海へ行った


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フンボルトペンギン
イルカショー

 
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ボクの大好きなフグ
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紅ズワイガニを港の市場で買った!

                                                    
  ライクルは笹川流れが気に入ったようだ!
       たくさん泳いだ
              
   パルティーは海風が気持ちよさそうだった


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# by willfiji | 2017-07-31 11:06 | 旅行 | Comments(0)

天皇125代と日本の歴史・(読書no.224)

天皇125代と日本の歴史(著・山本博文)


日本人は天皇に対して様々な思いを持つ、今上天皇の退位について特別法が設定されたが本来天皇制を支持してきた人たちと天皇自身の思惑が違ったことに疑問を持った人はボクだけではないだろう。天皇とはいったいどんな人なのか。

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神武天皇から今上天皇までの125代、南北朝時代の北朝天皇を入れて130人の天皇を記したこの本は、天皇の歴史を通じて日本史を再学習させてくれる。


天皇は神話の世界から始まる、歌手から議員になった三原じゅん子氏は神武天皇がいたことを信じると言って安易な歴史認識を披露してしまったが、戦前国民はそう教えられた。


ボクが小さいころ母親もそう思っていたと話していたことを思い出す、今でもそんな人が結構いるとは驚きだ。


神武天皇がいたとされるのは縄文時代、律令制があるはずはない


神話の世界が続いて、実在しただろうと思われる天皇は
673年の飛鳥時代の天武天皇ぐらいからだとする、神武天皇がいたという前660年からは1300年以上経っている


それから天皇の変遷は面白い、平安京を建設した桓武天皇の母親は朝鮮から来た百済系渡来人、差別主義者は知ろうともしない。桓武天皇の子嵯峨天皇には妻だけでも
24人いて子供が24人、下位の者に源の姓を与えて嵯峨源氏となった。


一夫一婦制は昭和天皇になってからで側室や女官の子供から天皇になった人もたくさんいる。明治天皇も幸明天皇の正室には子が無く養子だ。女性天皇も多く飛鳥奈良時代は
6人の女性天皇がいて女系から相続された。


天皇は様々な経緯で今に続く、日本独自の存在でもある。


武家社会の中でも排除されなかったのは、権力者を任命役としてうってつけだったから、

そして天皇は武から離れ、教養と徳を持つものとして崇められた。


明治維新で王政復古を果たした薩長は天皇を利用して大日本国憲法を作った、
統帥権を持たせ、軍と行政府を分けたことが天皇の意志と反して太平洋戦争に向かわせた

そのやり方は現政権の改憲をめざす方向と同じで、天皇を元首にして立憲君主制を蘇らせる。その意図は天皇を利用して民意の自由を許さず権力者の意向のままに動く国を作るというものだ。


天皇は神でも
2500年続いた家柄でもない。天皇は神社が全国にあるように日本文化であって、国民の安穏を願う人でいいのではないか、そのことを天皇自身も望んでいる。


昭和天皇が軍部に組み込まれた戦争への道は正しい道ではない。


神話時代からの天皇の歴史を再読して、平和国家日本を象徴する現憲法は天皇への思いと共通する普遍的な価値観から生まれたと思うに至った。国民主権と象徴天皇が共存する日本でいいのだ。


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# by willfiji | 2017-07-23 16:37 | 読書 | Comments(0)

「蟻の菜園・アントガーデン」・(読書NO.223)

「蟻の菜園・アントガーデン」(著・柚月裕子)

この作家を同期メンバーが紹介してくれた。

文芸書はボクにとってはエンターテーメント、このサスペンスは傑作だ。

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週刊誌ライター由美は、結婚詐欺のニュースに心が動く、何人かの人が殺され、容疑者として逮捕された美貌の持ち主冬香の事件を追う。


婚活で知り合った男たちの不審死、つながりを持っていた冬香には完全なアリバイがあった。だまし取った数百万の金使い道は冬香のつつましい生活からはわからない。


大手メディアの向こうを張って由美は小さな糸口を辿っていく。

やがて冬香のぼやけた過去がしだいに姿を現す。


姉妹は住所不定のアル中の父親と汚れたワゴン車で暮していた、就学もしていない、戸籍がないからだ。姉に手を差し伸べる福祉ボランティアの夫婦が現れる、アル中の父親は酔うと姉妹に虐待を繰り返す、地獄から救うには違法行為に手を染めるしかなかった。


途中で読むのをやめようかと思うほどの仕打ちを姉妹は受ける、貧困者を救えない社会の冷酷さが姉妹の絆を更に強くする、妹をどんなことがあっても守る姉。妹が本当の父親に犯されるという誰にも言えない苦悩からしばし逃れられるのはパチンコというギャンブルだった。

姉妹による犯罪を裁けるのだろうかという問いが読者に投げかけられる。


戸籍を持たない人や民進党代表の蓮舫氏の
2重国籍問題のように、それぞれの事情をたどれば個人の意志とは関係なく国が決めた制度からこぼれた人たちがいる。

そんな人たちをさげすみ生まれを理由に差別する人がいる。その言動がいかに愚かであるのかを示す社会でなければならない。


富の偏在は貧困者を生み犯罪に走る傾向を強める。日本だけの問題ではないが貧困者は教育機会も少なく、扇動に乗りやすい無分別な人々を生み出す、差別することで自己の存在感を示すネトウヨと呼ばれる人たちが使う言葉の醜さは教育機会がなかった表れともいえる。


罪はどこまで裁けるのかという死刑の是非論にもつながる命題を本は問うている。


生まれた家庭は既に格差が生じという現実をどう克服するのか。社会がすべきことは個人の自由を束縛しないで平等な社会を作っていくということだ。
そして自由平等な社会の実現には差別や格差を助成する自由は与えてはいけないのだ。


アル中の父親、無戸籍の子供、恐れからギャンブルに走り依存症になる人、生まれながらの境遇をできるだけ平等にすること、ギャンブルといった虚業を廃し犯罪に手を染めるリスクを軽減すること、社会がそうした方向に向くための教育をしっかり推し進めることが必要だ、

むろん戦前回帰の道徳教育が入る隙を与えない良識社会であることが前提だ。


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# by willfiji | 2017-07-19 09:40 | Comments(0)