空のように、海のように♪


パピヨンパパの思うこと
by willfiji
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
メールアドレス
フォロー中のブログ
カテゴリ
以前の記事
最新の記事
最新のコメント
紹介 日本語の起源..
by コトタマ学 at 22:03
ジョニー店長、動物達は何..
by パピヨンパパ at 21:10
目は、口ほどに…と、言う..
by Jony店長 at 20:08
大変参考になりました!!..
by 拓也 at 21:52
拓也君偶然ですね、弓張は..
by パピヨンパパ at 11:03
佳苗ちゃん、いいよ!幹事..
by パピヨンパパ at 10:24
突然のコメントすいません..
by 拓也 at 12:47
良いなぁ…月山!! 来..
by 佳苗 at 10:34
ジョニー店長。休みの考え..
by パピヨンパパ at 08:23
平田さん、   ご意見良..
by jony店長 at 21:48
最新のトラックバック
venushack.co..
from venushack.com/..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..
正義と信念のために
from 笑う社会人の生活
ドイツ皇帝の最後の宮殿で..
from dezire_photo &..
トキ 4羽の繁殖成功 多..
from ローカルニュースの旅
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

イヌにこころはあるのか。(読書no.214)

イヌにこころはあるのか」(著・レイモンド.コッピンジャー マーク.ファインスタイン)遺伝と認知の行動学。

イヌを飼っていると人間と同じように「こころ」を持っていると確信する。

この本は動物行動学イヌ研究の第一人者が書いた、愛犬家必読書である。

a0199552_09574428.jpg
この本から学んだことをボクの従来の知識を加えて記す。

現在世界には10億のイヌがいる、日本にいるボクたちはそのほとんどを家族と共にくらしているが定まった人に飼われているイヌは1/4に過ぎない野犬や村イヌといったノラがイヌの大半。


イヌの祖先はオオカミだといわれているが、他にジャッカル、コヨーテ等とも似ている。みんな同じ祖先を持つと考えるべきだ。交配もできオオカミ犬を飼っている人もいる。


オオカミは遠吠えをするがいつもワンワン吠えているのはイヌの方で遠吠えとは吠える意味は違っている。我が家もそうだが怪しい人が来た時、家族がいると吠えて知らせるが、家族がいなければ吠えない。


イヌは他のイヌに食べ物を分けることはないがオオカミは狩りをした仲間同志で獲物を分け合い、子供には吐き戻しして餌を与える。イヌは何万年も人間のそばにいたから遺伝子の中で餌は人によって与えられると組み込まれている。


イヌの「こころ」はこの遺伝子にあって行動を促すように働く。

イヌほど犬種の多い動物はいないのではないだろうか、我が家のパピヨンとグレートデンでは体重が10倍も違う。


家畜に対して働く作業犬でも護衛犬のシープドッグとボーダーコリーやコーギー等の誘導犬では動きが全く違う。護衛犬はオオカミやクマと戦う姿勢を見せて追い払うがヒツジを囲い込むことはしない。
また誘導犬でも羊を追い込むボーダーコリーと牛の足にかみついて逃げていかないようにするコーギーとは違いがある。


我が家はスポーツドッグ競技を楽しんでいるから犬種の特徴がよくわかる。

アジリティーやエクストリームのように旋回する競技なら大型犬ではボーダーコリーが適している。パピヨンも誘導犬系統だから能力を発揮する。

但し、小動物を追い込んで穴の中まで入っていっ殺してしまう狩猟犬のジャックラッセルや大型犬を一回り小さくしたシェルティーが同じグループに入るとスピードでは負けてしまう。他に水の中に落ちたカモを拾って持ってくるプードルまっすぐ進むなら動物を追い続けるウイペットや小型化したミニチュアピンシャーがスピードで勝る。


生まれながらに持っている遺伝子と生後に訓練される育て方がイヌのその後にどのような影響を与えるのかこの本は詳細に記述していてとても興味深い。

スポーツドッグは犬種の持つ遺伝子と生後の訓練が個体差となる、もちろん競技に優位な遺伝子を持ったイヌに効果的な訓練をすれば最強になる。


イヌにこころがあると思うのは、喜びを共に味わえる時だ。

スポーツドッグ競技にボクが魅せられた理由はここにある。


人間の気持ちが一番わかる動物はイヌだとまではこの本は言及しない。

冷静にイヌを扱っているところがますますイヌと人間との関係が深いということを気づかせてくれる。


イヌは人を決して裏切らない。
イヌから学ぶことは多い、人間より多様化の進んだイヌを長い年月かけてつくりあげたのは人間だ。

この芸術品との暮らしほど心地よいものはない。


[PR]

# by willfiji | 2017-05-09 10:13 | 読書 | Comments(0)

拉致被害者たちを見殺した安倍晋三と冷血な面々(読書no.213)

拉致被害者たちを見殺した安倍晋三と冷血な面々」(蓮池 透)北朝鮮に拉致された蓮井家薫氏の兄が語る拉致問題。

a0199552_17040853.jpg


2002年小泉首相が訪朝し拉致が明らかになってから十数年が経った。著者の弟家族らは帰国したがその後の進展はない。帰国できなかった拉致されたとされる人たちの動向は北朝鮮との関係を考えればますます不明度を増す



この本は拉致家族当事者が日本の無作為の原因とその経過を自らの反省を込めて語る歴史書だ.


ボクが拉致家族の人たちの発言が少しおかしいと思うようになったのは、著者をはじめとする家族会の人たちの北朝鮮に対する言動が右翼的な人たちが言っていることと相似していると感じた時からだった。

凄惨な運命を背負わされた家族の人たちがなぜ極右とも言われる差別主義者が口にする言葉と同じレベルで北朝鮮を批判していたのだろうか?この本はその疑問に答える。


「家族会が救う会に乗っ取られた」と著者は訴える。今著者は救う会とともに家族会とも距離を置く。

更に北朝鮮に敵対する発言を先頭に立って言っていた自分を「特定の思想があるわけではなくまったくのノンポリで新聞もろくに読んでいなかった」「後先を考えない独りよがりの発言」「小泉訪朝からヒーロー気分になり今考えると恥ずかしい」と猛烈に反省する


拉致された家族は当初何をしたらよいのかわからず救う会の人々がすべてのおぜん立てをしてくれたのだ、各地の講演や署名活動など救う会が家族会を支援する形で動いた。


家族会を政治利用する人たちの見分け方は簡単でそういう人たちは間違えなくブルーリボンをつけている、必ずといっていいほど北朝鮮に対して強弁な主張をする。

最も政治利用したのは安倍晋三だと名指し、拉致を使ってのし上がった男だという。

安倍氏が注目されたのは蓮池薫氏の一時帰国を阻止し彼を返さないと小泉首相に言い張ったということが有名だが事実は違う。迷った結果北朝鮮に戻らないと強硬に主張する薫氏をなんとか戻そうとしていたのは安倍晋三と中山恭子氏で薫氏の強い意志に最後に折れたというのが事実だ。

そのことが報道されていたら安倍首相は一次も二次もなかっただろう。中山氏はその後議員となって自民党から日本維新、そして最右といわれる政党党首になっている。


北朝鮮問題が浮上している。アメリカの先制攻撃論が危機を煽る。冷静に考えればトランプ大統領が火をつけたのだが、危険なのは対話と圧力と言いながら対話努力しない安倍首相の対応だ。

著者の考え方が変わり最近では拉致家族会も制裁では解決は遠のくばかりと対話の方法を模索しだしたのは、あらゆる手段を尽くすといった安倍首相がやったことは経済制裁しかなかったからだ。圧力は北朝鮮を硬化させるだけで解決の道を閉ざしてしまった。


北朝鮮のやり方は許されるものではないが武力では解決できない。

地道で多くの批判があっても光明をみつけて交渉し続ける忍耐力が必要だ。


今回の北朝鮮危機によって支持率が持ち直すという悲しいポピュリズムの世界に日本が陥っている時、この拉致問題の対応の経過と結果から学ぶべき点が多いことを知るべきだ。

拉致問題を利用する政治家たちは北朝鮮を非難することで支持を集める。

偏狭的なナショナリズムを盛り上げた右翼的思考は対話の道よりも力で相手を抹殺する道を選ぶ。勇ましい姿勢は受けがいい、パフーマンスに騙まされず経済制裁だけで10年以上経った拉致問題の実態をきちんと見るべき時なのだ。

タフでハードで面倒な交渉を回避して戦闘行為をちらつかせて脅威を煽ることがいかに愚かであるかを歴史から学ぶ必要がある。


平和を口にすると売国者とかスパイと言ってバッシングする極右にこの国を動かされてはならない。日本は拉致事件によって加害者から被害者になった。鬱憤してきた憤懣や差別意識がふきだしてしまったと著者。


右翼でも筋の通った人は義を重んじる。森友問題で露呈した同志をも簡単に切り捨てる安倍首相はいつまでその地位を維持するのだろうか。


話し合いを真剣にすることを放棄する人は自分の意見の正当性を示すために北の脅威が続くことを願う人になっているようにも思える。


性善説と性悪説のどちらを取るか、その答えを見つける時かもしれない。日本国憲法は「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して・・」と人間の性善説に立つ。


性悪説を取る人は性悪説そのものが戦争への道だと気付いているのだろうか。ボクは人間は性善に向けて歩む者だと信じている。


[PR]

# by willfiji | 2017-05-06 17:13 | 読書 | Comments(0)

蜜蜂と遠雷(読書no212)

蜜蜂と遠雷」(著・恩田陸)
直木賞と本屋大賞の両賞を取った本は初めて、文句なしの最高傑作。今一番売れている本だ。

a0199552_10511670.jpg


芸術を楽しめるのは神様に一番似せて人間が創られたからなら神様に感謝だ


神様は文学と音楽が融合したこの本にどんな評価を与えるのだろうか。


ピアノで奏でる世界が音符ではなく言葉で埋められ、読みながら聞こえてくるその文章力に圧倒される。


バッハ、ベートーベン、モーツァルト、ショパンなら誰しもが知っていて、ラフマニノフなら名前だけはというボク程度の人でもこの本でバルトークやプロコフィエフを聴くことができる。
500ページのすべてがピアノコンサートの世界に導く。


冷たい世界が肌に気持ち好かった、足の下でぱきんと枯れた枝が折れた音がする。ミルク色の霧の中にキラリと光が射し込んだ。鹿がぴんと耳を立て、首を上げる。遠くからくる何かに気付いたらしい。高いところで鳥が鳴く。さえずる、歌う。はばたいて空を渡っていく


作者は音楽を文学にして更に絵画や映像をも提供する。


この本は人間が持つ感性のすばらしさに対しての自惚れを強くするのと同時に芸術がいかに表現しようともその彼方に自然が悠然とあることも示している。


そして人間の心が持つ感性の寛容性ともいえる表現方法の広さも著す。


ピアノコンクールに出場した
4人を中心に小説は展開する。


一次予選から二次三次予選へ進み、本せんで優勝者が決まる、数多の曲で
4人が競う。


ピアノは打楽器となり時に弦楽器にもなる。同じ曲も演者によって異なるイメージが生まれそれが何百年経っても変わらぬ一つの曲として納まる。


心地よいコンサートに時間を忘れ次々に聴き入ってしまう自分と美味しいものが無くなってしまわないようにゆっくり噛みしめていたい自分とを葛藤させながら読み進んだ。


[PR]

# by willfiji | 2017-04-28 11:04 | 読書 | Comments(0)

ズーラシアに行ってきた。

動物園ボランティア仲間と横浜ズーラシアに行ってきた。
a0199552_11072526.jpg
a0199552_11075189.jpg
多摩動物公園を抜いて日本1の広さになったがアップダウンがなくて足に優しい。
a0199552_11094622.jpg
新しい動物園だから、動物との距離が近く設計されている。
a0199552_11090537.jpg
放飼場が広くとられていて、動物たちのストレスが少ない。
a0199552_11111533.jpg

動物たちは見世物ではない、自然に返せという意見もあるが、
a0199552_11082940.jpg
帰るべき場所もなく、野生に返しても生残れないのが現状だ。

a0199552_11120552.jpg
動物たちは美しい。
a0199552_11141905.jpg
いのちあるものを大切にしなければと気づく場所。
a0199552_11150592.jpg
その眼をみると、生命の源は同じだと不思議な気分になる。
a0199552_11124763.jpg
人は鳥のように飛べない、
a0199552_11231792.jpg
チーターのように走れない、チンパンジーのような筋肉もない。


a0199552_11221713.jpg


みる側なのに観られている。
そんな眼をした動物たちを撮ってみた。



[PR]

# by willfiji | 2017-04-17 11:33 | 動物 | Comments(0)

サピエンス全史 (読書NO.211)

サピエンス全史 上・下」(著・ユヴァルノアハラリ)読書NO.211
文明の構造と人類の幸福。


a0199552_17042729.jpg

人類の中でただ1種が生き残ったのが我々ホモサピエンス。

生き物の頂点に立ったサピエンスは
5万年の歴史を作り今、地球の運命を握る。


人間が生きるために「私たちは何になりたいか」ではなく「何を望みたいか」を考えていくことだとこの本は示す。


ホモサピエンスが自分たちより大きな肉体を持ったネアンデールタール人を滅ぼしたのは、協力して敵に向かう術を持ったからで、人を同じ方向に向かわせるには少人数なら簡単だが群になると「想像力」が必要になる。狩猟民族から農耕民族になり集落が大規模になるにつれて「想像上の秩序」必要になったのだ。


神、帝国主義、資本主義、自由主義、が想像上の秩序としてどのように生まれたかを丁寧に述べる。


この本が世界的ベストセラーとなっているのは今の政治的環境を反映したものだと思う。


ナチスドイツが自らを優れた民族としてユダヤ人を虐殺したのはダーウィンの進化論を根拠にしている。
優秀な民族を残すことが正義だとし他民族を迫害した。日本も近隣諸国の人たちを蹂躙した。


愚かな戦争を体験した人類は民族に優越はないと協調の世界を作ったが今世界はもとより日本人の中にも差別発言をまともにする人が出てきている潮流がある。


世界が右傾化している表れとして自国ファーストを訴える人は自分たちを優秀民族だと言わないまでも他国の人は自分たちより未成熟だから自国にその影響を及ぼしてはならないという論理で支持を得ている。

協調から排除への移行はホモサピエンスの歴史を後戻りさせているような動きだ


日本の復古主義者たちは日本独自の文化を必要以上に誇りそれを守れと言う。正しい認識が欠けている。
日本文化が影響を建国の時から受けた中国や朝鮮を嫌い、明治政府が取り入れた脱亜入欧思想を根底に持つ。

安倍首相がトランプ氏やプーチン氏と接近し習近平とはそうはいかない理由がそこにある。

太平洋戦争がアジア人解放の戦いで侵略戦争はなかったという彼らの主張と白人に劣等感を持ち追従していることは矛盾している。だがそんなことにも気づいてはいない。


この本は日本のアニミズムにも言及する。神道だ。神々がいろんなところにいて神々同志も争うからとても人間的だ。
世界の歴史は多神教から一神教に移行するが日本は神道が残る。


日本で面白いのは皇国史観が多神教である神道から生まれたことだ、アニミズムの世界はギリシアの神々のように物語の中で信じればいいものを、明治政府が軍隊を動かすために使った天皇を神様とする思想になった。皇国史観だ。

軍隊を動かすのは強制だけで組織するのは不可能で、神、名誉、母国、男らしさ、お金、それらの何であれ信じている必要があるから皇国史観が生まれたのだ。皇国史観は純粋な神道とは違う


著者は決して悲観論者ではない。

平和社会の揺り戻しという時かもしれないが著者は悲観論者ではない。戦争や犯罪行為によって死ぬ人は1,5%しかない。


サピエンス
5万年の歴史の中で今が一番平和だという。

これは国際関係の緊密化によって各国の独立性が弱まってきたことによる。

多くの人が特定の民族や国籍の人ではなく全人類が政治的権力の正当な源泉であると信じて人権を擁護して全人類の利益を守ることが政治の指針だと考えるようになってきたのだ。


戦争は利益にならず平和の利益はあまりにも大きいと理解したのだ。

日本は平和憲法によってその中心にあった。


今、北朝鮮に対する先制攻撃というとんでもない問題が出てきている。武力では平和は築けない、無知からくる揺り戻しの思想を抑え、冷静に行動しなければならない。
あくまで外交で解決することを貫くべきだ。


パン屋を和菓子屋に変える道徳教育や教育勅語の容認、集団的自衛権、秘密保護法、共謀罪等。日本は平和国家の道を捨て核禁止条約にも反対する国になってしまった。


サピエンスの
5万年の大きな流れは時に逆流する時もある。


戦争で死ぬ人が有史以来最低であるのは知が無知を上回る人類の歩みを示している。

安倍政権を支持する
53%の人も無知ではない。
揺り戻しの期間が長期になることが杞憂となれば幸いだ。



[PR]

# by willfiji | 2017-04-16 17:31 | 読書 | Comments(0)