空のように、海のように♪


パピヨンパパの思うこと
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センスオブワンダー

センスオブワンダー(著・レイチェル、カールソン)。世の中を変えた数少ない本「沈黙の春」(既読)を書いた著者の遺作だ。
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可愛がっていた姪の息子に贈るとされたこの本は「沈黙の春」がその後の環境問題に大きく影響を与えたように、人間ひとりひとりの心に地球のすばらしさを生命の輝きにあるとして地球の美しさを探求するのも守るのも人間であると破壊と荒廃へ突き進む現代社会にブレーキをかけるのは子供達の感性だと遺したものだ。

女史は幼いロジャーを別荘のある地の自然に触れさせる。嵐の夜の海のしぶき、大波に立ち向かう小さなカニ、高原を彩る花々、断崖を覆うシダ。自然の中でロジャーの感性が育つ。
センスオブワンダーは「神秘さや不思議さに目を見張る感性」で、つまらない人工的なものに夢中になる解毒剤になるものだ。

知ることは感じることの半分も重要ではない」と女史は言う。名言だと思う。

この6月、梅雨時期に愛犬とともに南九州をキャンプ旅行した。
雨が多かったから友人からは大変だったね と言われる。
確かに晴れの日の展望はいいし行動範囲も広がる。
雨の中で感じたのは濡れた緑の美しさや水気をもった空気から伝わる自然の匂いだった。
犬たちは暑い太陽より雨の合間の芝生を駆け回る方が何倍も元気だった
自然の中での食事はプラスワンのサラダになって体を浄化してくれる

センスオフワンダーは誰にでもある人間的感性だ。
それを磨いていくことに喜びを感じるようになっていくことが大切だと思う。
女史はこの本を残して1964年に56歳で亡くなった。
「沈黙の春」が書かれたのは1962年、今でもロングセラーとなっている。
センスオブワンダーで現された女史の見識に人々が今も惹かれているからに他ならない。

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by willfiji | 2015-07-31 11:12 | 読書 | Comments(0)

アニマルファクトリー

 「アニマルファクトリー」 (著・ピーターシンガー、ジムメイソン)は既読の「沈黙の春」、「動物の解放」とともに、動物と人間の関係改革を訴えた古典とも言える名著だ。
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特に第二次大戦後、各国は経済成長路線をひた走しる。生活が豊かになったが、失われたものも多い。薬物乱用、環境破壊が進む。
そんな時代を早くから見抜き警笛を鳴らしたのがこれらの本である。

「アニマルファクトリー」は家畜の扱いに異議を唱える。狭いゲージの中で成長促進の薬を与えられ短い一生を太陽も知らずに終えるブロイラー。
ストレスによって食いちぎられないため短いしっぽを切られ、糞尿処理がやりやすいようにつめたい床の狭いゲージに詰め込まれたまま成長させられる豚。
柔らかい脂分の多い肉を得るために本来の食物である草を与えず穀物と動物性蛋白で飼育され肥満状態で市場に出される牛たち。家畜は今完全に工業製品になった。

1頭1頭をていねいに育てた小規模農家は無くなり、巨大食品企業が食肉のほとんどを扱うようになり、効率化が進む。アメリカ人は必要量の2倍の肉を食するようになった。
この本は食肉をやめるように訴える。タンパク質は植物から十分取ることができ、家畜から得られるエネルギーより家畜が消費する穀物のエネルギーの方がはるかに大きいという。
アメリカ社会の事だが日本も状況は変わらない。

残酷な飼い方や薬付の実態の情報を開示からはじめるべきだと思う。大手スーパーが履歴として公開する働きがけと同時に放牧や放飼した肉の品揃えをして比較購買できるようにすべきだと思う。
何万頭も殺処分されそのほとんどが埋められる野生の鹿やクマの有効利用も考えたらいいと思う。

食は文化の所産という事をもっと教育していくことが大事だ。
日本には残さず必要量だけ食べるという食文化がある。捕鯨地に慰霊碑があったり、手をあわせて「ごちそうさま、ありがたくいただきました」と言ったりする習慣がある。
食は品位でもある。バイキングで必要以上に取って残すのはマナー違反ということは誰でも知っているが、足りないより多めに買って残したら破棄すればいいという場面にしばしば出会う。世界には飢えた人たちが何億人もいるということを考えたらそんなことはできないはずだ。コンビニが処分する食品の無駄ももっと有効利用できるはずだ。

これら本が多くの人の支持を得るのは豊かになったから環境を考えられるようになったとも言える。肉食をやめる必要はないとボクは思う。
無駄なくありがたくいただく。必要以上に食べ過ぎない。デカ盛りや大食いなど下品な番組はただちにやめるべきだと思う。この本の主題かり少しはずれてしまったがベクトルは同じだ。

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by willfiji | 2015-07-24 13:28 | 読書 | Comments(0)

生き物はすべてつながっている

生き物はすべてつながっている」(著・中川志郎)。元上野動物園園長のエッセイ。
2012年に81歳で亡くなった後にそれまで著者が上野のれん会のタウン誌に書いたのをまとめた本だ。
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著者は上野動物園の獣医として採用され、上野、多摩の動物園長となり、晩年は動物園協会や動物愛護協会等の要職を務められた。動物学会における功績は多大だ。

このエッセイは動物に対するいっぱいの愛情で綴られている。易しい言葉中に深い意味がある。一生を動物に注いだ著者の哲学を垣間見ることができるものだ。

上野動物園の歴史の中で最も悲惨な事は太平洋戦争末期の動物達の処分であった。
殺処分を命じられても賢い動物は毒物を食べる事はなく餓え死にの道を選んだ。
飼育員がそうさせたのかもしれないが命令違反は国賊扱いとなる。公然にはできない。

そんな世の中に二度としてはいけない。

戦後の子供達に笑顔をもたらしたのは、お猿電車や触れ合い動物園や移動動物園だ。
尽力されたのは著者が新人の獣医として入園した時の古賀園長だ。新しい動物園のあり方の基礎が古賀園長によって築かれたと記される。悲しい歴史を体験した古賀さんの意志は新人達に強烈に植えつけられた。
動物を愛することはそのまま人類愛にもつながる。

生物多様化は今や地球規模の問題だがその中で動物園の役割はますます重要になっている。
この本の題は「生き物はすべてつながっている」だ。
この真実が人類の課題だ。

イルカ漁の問題や動物園は見世物小屋といった批判について正面から著者は語る。
大事な動物を預かる身として極めて重い責任を感じながら、動物達と接し種の大切さを伝えていく姿がそこにある。
「動物園は文化である」 動物を通して人々が幸せを感じるように著者は心から願っていた。

著者の他界と入れ替わるようにボクは動物園ボランティアの活動に入った。
著者の志のひとかけらでも担うことができたら本望だ。

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by willfiji | 2015-07-10 14:37 | 読書 | Comments(0)