空のように、海のように♪


パピヨンパパの思うこと
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<   2014年 02月 ( 3 )   > この月の画像一覧


昭和の犬

「昭和の犬」(著・姫野カオルコ)は話題の直木賞作品。題名に「犬」がついていたから尚更のこと読まずにはいられない。
この作家がどんな文を書くのかにも興味があった。

少女が預けられていた教会から家に戻る滋賀の田舎道から物語が始まる。昭和33年生まれ5歳の時だ。それから49歳になるまでの暮らしを特異な文章で淡々と綴る、味わいのある文体が、昭和の町並みを描いて行く。

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僕より8年後に生まれた主人公の生活は「3丁目の夕日」のように懐かしい部分もあって僕の半生を思い出しながら読むことができた。

風景が違っても同じ時代を生きた事、何より犬がいつも傍らにいた事がよく似た部分だった。僕にも物心ついた時から家には必ず犬がいた。じゃれあって犬を怖いと思った事は無かった。最初は日本テリアのメリーという犬だった。立ち上がり僕の顔を舐めようとする写真が確かあったはず、僕の背丈とメリーの体の長さが同じだった。

それから何代かスピッツがいた。昭和の犬の代表だ。小学生のころ散歩していて大きな犬と喧嘩になった。
一緒にやっつけようと手出しして噛まれた傷跡がまだ腕に残っている。ふとその傷跡を思い出して眺めてみた。確かに残っていた。

少女もいくつかの犬とのエピソードがあって、やがて大学入学のため上京し一人暮らしを始め、そのまま就職する。その暮らしの中にも大家さんや近所の人が飼う犬と触れ合った風景が描かれる。
一方僕は同じように東京で学生生活を送り、社会人となって20数年経ってから犬を飼った。それは生活が一変するほどの出来事だった。

主人公は一人暮らしで近所の家の犬との関係を保ちながら淡々と生きる。
僕との差異を点検しながら昭和のアルバムをめくっているそんなひと時を楽しめる読書だった。

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by willfiji | 2014-02-22 10:33 | 読書 | Comments(0)

告白

「告白」(著・湊かなえ)は元部下木幡(菊池)さんの推薦図書。
Facebookにブログ紹介してるから友達になった彼女がコメントしてくれて読んだ本だ。

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発端となったブログの読後文、「花の鎖」にも幾重にも張り巡らされた仕掛けに圧倒させられたが、この「告白」も小幡さんがすかさず推薦しただけの読み応えがあった。

シングルマザーの教師の子供がプールに落ちて死ぬ。事故として扱われるが教師は教え子の2人の少年が殺した証拠をつかむ。少年は捕まっても極刑は無い。教師は2人を訴えず、教師をやめる最後の授業でクラス全員に2人の犯行を他言無用として話す。それから2人の苦悩に満ちた償いがはじまる。

人が人を裁くことができるか?死刑は許されるのか?人間にとって超えられない課題だ。

親族を殺された多くの被害者家族は犯人に死刑を望むが何故だろうか?死刑と無期懲役では死刑が極刑だが果たして辛いのはどっちだろうか?僕の中にもこの疑問がある。

「告発」は法を認めず殺された子の親が刑を決め刑を執行する。その狂気とも言えるふるまいを母親となった菊池さんはどう読んだのか?会ったらじっくり聞きたいと思う。

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by willfiji | 2014-02-11 17:50 | 読書 | Comments(0)

麒麟の翼

東野圭吾というベストセラー作家の小説が何年も前から気になっていた。読もうと思っていても出遅れ感があって手にした本も棚にもどしていた。

ブログに読後感想文を書くようになって1年程経つが、読んでくれている同期のHと「その本読んだよ!これも面白いよ」と会えば本の話をするようになった。彼は僕より読書家であることもわかった。
彼に何冊かの推薦図書を聞いた。やっと東野圭吾を読む事になった
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周回遅れの読書だが序章からどんどん読み進むさすがの小説だった。「麒麟の翼」は日本の道路の起点に立つ。高速道路を屋根にしたお江戸日本橋だ。その像に持たれるようにして男が死んだ。物語はその犯人探しから始まる。容疑者はあっという間につかまるが、それでこの長編が終わるはずはない

ベストセラー作家として確固たる地位を築いていることに納得するか。父親に全く無関心な家族、安全基準を守っていたら利潤がまわらない企業とその中で働かなければ生きられない非正規従業員、できれば事を荒立てたくない事なかれ主義の教育現場。等等、身近な不合理な事例が幾重にも現れ、真相が浮かび上がっていく・・・・。

東野圭吾は確実に僕の中で読みたい作家に名を連ねた。ありがとう、わが友

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by willfiji | 2014-02-06 18:20 | 読書 | Comments(0)