空のように、海のように♪


パピヨンパパの思うこと
by willfiji
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色彩をもたない多崎つくると彼の巡礼の年

「1Q84」から待つ事2年、村上春樹の長い名前の
「色彩をもたない多崎つくると彼の巡礼の旅」という本が発行された。
村上春樹の小説には爽快さもなければ人生に影響を与えるものでもない。
それでもいつのまにか引き込まれ、自分とは違った自分になることを体験させてくれる。


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村上春樹氏が登場人物に語らせる言葉は一般の人では語らない言葉が多い。
見事までに自分の思っていることを語ることができるのか?
主人公になった自分が語る言葉が快く自分に降り注ぐ、それが春樹文学なのかもしれない。

会話をする時、村上春樹の小説だったらなんと語らせるだろうかと考えてみるのも面白い。
ほとんどの人は自分のいいたい事をうまく語れないで会話を成立させている。

真剣に討論する時などもぴったりの言葉が瞬時に見つかることが少ないから、
何度も同じような意味を持つ言葉を使って言いたいことのイメージ固めていく。

さて、この本、多くの人がこれからも読むだろうからあらすじも結末も書かないことにした
前作「1Q84」より、ありそうなそれでも不思議な物語だ。

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by willfiji | 2013-04-25 18:40 | 読書 | Comments(0)

野いばら

イギリスのオープンガーデンを訪れたビジネスマン縣に「日本人に読んで欲しい」と書かれた古いノートが渡された。そこにはかつてこの庭を造った人の、日本での秘めた恋が書かれていた。

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梶村啓二著・「野いばら」は幕末の生麦事件直後に日本に送られた情報部員エヴァンスと美しい女性ユキとの短いひとときを描いた小説だ。

エヴァンスは日本語教師を雇う、それがユキだった。
ユキが紹介する日本文化の飾らない質実でシンプルな美意識にエヴァンスは感銘をうける。
特に日本人の花への接し方に驚く。
イギリスでは上流階級の限られた人しか花を愛でることはない。
日本では一般庶民でも四季折々に咲く花が生活の中に溶け込んでいる。

「野いばら」を一枝手折って、とげと枝ぶりを手元で裁定し机の花としたユキの見事な振る舞いはエヴァンスの心を虜にし、エヴァンスの美に対する意識の高さにユキも惹かれていく。

エヴァンスは覚えたての日本語で感情を表すがユキは「同じおもいでござります」としか言わない。

薩摩・長州との戦いで圧倒的強さを見せたイギリス艦隊は江戸にその砲弾を向ける。
ユキは攘夷派が送りこんだ暗殺者かもしれない!
ユキは追っ手からエヴァンスを逃がす。
ユキが選んだ庭師から購入した日本の花々が残り、物語はあっけなく終わる。

ノートを返しにオープンガーデンに立ち寄った縣はその奥庭につながる丘に群生する野いばらをみつけ150年前のロマンに思いを馳せる。 

「先生のお庭番(朝井まかて・著)」はシーボルトと園丁の物語だが、そこにも書かれていたのは自然を取り組んで独自の文化を築いた日本人の姿だった。
世界1美しい都市は江戸であり、識字率でも日本国が世界1だった。
開国をしなくても幸せな国だったがグローバル化の波は避けることはできない

攘夷から開国に向けて一転した国論は近代国家の道をまっしぐらに進む。

脱亜入欧思想は開国時の不平等を取り戻すためでのものだがやがて侵略者になったことに間違いない。

自然を愛し花々の美しさに心なごませる同じ人間が何故刃を持つのか。
この問題は結ばれぬ恋の果ての結末と同じくらい虚しいものなのかもしれない。

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by willfiji | 2013-04-17 21:44 | 読書 | Comments(0)

海賊と呼ばれた男

百田尚樹著の「海賊とよばれた男」(上・下)は国岡鐡造(出光興産創業者出光佐三)の壮絶な半生を描いた経営者の本髄を貫く小説だ。

物語は敗戦で焦土となった東京に国岡が日本再興に向かって立ち上がる姿からはじまる、その時彼は還暦を迎えていた。
やがて石油が世界を支配する」。鐡造はそれを見抜いていた。既に欧米の支配下にあった石油を日本の資本によって手にする事が国を真の独立国家にする。それが一生をかける仕事だと初心を貫く。メジャーと妥協し従うことで利益や地位を得る大資本や官僚の妨害に屈する事なく戦前も戦後も鐡造は戦う。

社員を家族として扱い一人の首も切らず、敗戦直後は仕事も何もない中でも私財をすべて使いはたして給与を払い続ける。「だめになったら乞食をすればいい」。鐡造の覚悟は潔いい。いつも社員と共にいる、社員の状況を知り社員のために行動する。経営者とはこうあらねばならない、今見直されている正に日本的経営の本流だ。
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メジャーと日本の官僚機構の抵抗にあっても、イギリス資本を追い出したイランの石油を自らのタンカーで買い付けイギリス海軍の拿捕網をくぐり抜け、石油価格の自由化をもたらした彼の偉業はその後日本がGNP世界2位になる礎を築いたといっても過言ではない。

鐵造を貫いたのは武士道で商人の道を歩む「士魂商才」の志だ。武士道は軍国主義とは相容れない。真の商人の道は流通で人を豊かにすること、ユダヤの商法でも金融工学でもない。

国を愛する気持ちは隣国の人も同じ、ナショナリズムとは違う。この本はそんなことまで思いを募らす内容だった。
子供の頃、初めて我が家に乗用車がきた時、父親が「ガソリンはアポロ」と、出光の話をしてくれた。半世紀の時間を超えてこの小説は僕の気持ちを完全に掴んだ。すごい!そうだ!僕が言いたかったことはこれだ!と感涙の中で読んだ。

還暦から実業の世界へ再スタートする鐵造にただ頭が下がるばかりだった。

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by willfiji | 2013-04-10 22:09 | 読書 | Comments(0)

新卒者入社

我が社(顧問をしている会社)に待望の新人が入社した。
今年服飾系大学と女子大の服飾課程を卒業したメンバーだ。
社長とは「一番大事な財産は人」との考え方で一致している。

新人教育には昨秋進学を諦めて入社した男性社員も加えることにした。

僕には今でもあれでよかったのか?と思う事がある。現役時代、賃金が貢献度に合わなくなったメンバーの何人かに希望退職するように動いたことだ。それなりの割増金があったことも背中を押した。

バブルが終わったその時、金融至上主義の考えが多くの経営者をリードした。会社は株主のもので従業員はコストと考える経営だ。その考えが企業の衰退を招いたと僕は思う。

利益を上げるために取った合理化手法は一時的な効果はあるが中長期的視点で見れば成長戦略への障害ともなる。人を切る経営は企業ロイアリティーの芽をつみ、働く人達をドライにする。笑いの無くなった企業から人を感動させる商品は生まれない。

人件費削減が利益を生む簡単な手法だと知った経営者は投資に臆病になり正社員採用も抑え非正規で間に合わせする。その途端にすぐにしっぺ返しがくる。あわてて定期採用を復活するが空いた穴はなかなかふさがらない。

僕がいた会社も新卒正社員メンバーがいなければ企業の存続は危うかったことは明らかだった。

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小さな我が社ではあるが今期採用に向けて昨秋から大学への募集、数回の面接、インターンシップ、そして入社と大企業と変わらない手順を踏んだ。

新卒者を戦力化するのには時間がかかるが「大切な人」として育てれば将来は必ず会社になくてはならない人材になる。
我が社に入った新人たちの未来は限りなく広い。ビジネスを通して人として豊かな人生をおくることができるように育てていきたいと思う。

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by willfiji | 2013-04-04 18:18 | ビジネス | Comments(0)