空のように、海のように♪


パピヨンパパの思うこと
by willfiji
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罪びと

「光琳ひと紋様」の著者高任和夫の得意とする経済小説「罪びと」を一挙に読んだ。
高任氏は三井物産の元社員だから商社のビジネス戦争を描いた企業小説かと思ったが内容は違った
現役の商社マン2人と早期退職制度を使ってリタイヤした元銀行員の3人が主人公。
       この3人に共通しているのは
「意に反することしない」「間違ったことがあれば正していく」「パフォーマンスは嫌い」「無駄な残業はしない」「休暇はきっちり取る」といったこと。
だから傍流の仕事に追いやられる。おべっかも使わないから今の時代に出世はできない
若い時は仕事に打ち込み、会社に貢献することが生きがいにもなっていたが、主流から外されてからは会社に対するロイヤリティーは微塵もない。

3人は家庭からも疎外されその郊外にあるマイホームにつながる支線の枝分かれの駅で途中下車してなじみのスナックに足げに通う。
  在日のママとホステス、そこに来るお客との会話や女性とのちょっとした出会いが
  彼らの生活の一部となっている
残された人生を考えるとその延長の中で終焉を迎えるような感じだがそれを不幸とも思わない。
一見つまらない人生だが所詮人間とはそんなもの、自分だけの小さな楽しみがあればいいし、明日死んでしまってもなんの未練もない。
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多くの企業と社員のこれが実態なのかもしれない。
  失われた20年で守りにまわった企業は活力を失った。
会社は株主のものと言ってはばからない経営者は社員を駒としか考えず、社員から成り上がった労働貴族が主導権を持つ組合はチェック機能を放棄した。

熱く情熱のある有能な社員はやる気を失い、せめて自分の心に忠実に生きる道を選んでいる。
害のない無能な社員が会社にしがみつき上司に都合のいい者だけが出世する。
そんな企業が珍しくなくなっている。高度成長期の貯金で食いつないでいるからやがて淘汰される
    定年や早期で退職すれば企業の最後は見なくても済む。

企業戦士が華々しく活躍する経済小説に比べてこの小説「罪びと」は現実的だ。
止まり木で満足している有能な社員の復活も企業の衰退も描くことなく終わる。自分の人生は自分で決めることしかできない。
だから、ビジネスマンの人生はそれでいいのかもしれない。

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by willfiji | 2013-01-23 21:48 | Thnking | Comments(0)

光琳ひと紋様

銀の含有量を9割から5割、最後には1割にして財政を工面する今と同じ金融緩和をやっていた元禄時代に光琳は生きた。
この本「光琳ひと紋様」の作者高任和夫は経済小説を得意とするが、その後緊縮財政を敷いて幕府を立て直す新井白石にスポットを当てる事なく、光琳その人を描く。

女子(おなご)に淫し、絵に淫す」という言葉を使って光琳その人を浮かびあがらせる。弟幹山は禅と書に通じ、京焼陶芸の道をきわめる。光琳とは対極的な人。幹山がいたから我々は光琳を観ることができる。「兄さんはひょっとして解脱しつつあるんとちがうか?」、莫大な父の遺産をくいつぶし美を探求する兄ではあったがその生き方に禅と同じ価値をみいだす。

一心に追求している時こそ人は満足の境地にあるのではないのか?光琳は俵屋宗達の画風に惹かれ、時にお金のために当時人気の狩野派風の絵を描きながら納得する美を追求する。そして独自の絵画を創造していく。

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たった一度の人生だからやりたい事をやって生きていきたいと誰でも思うだろう。
やりたい事が何かがわからない。どうやってやればいいのかわからない。やりたいことだけやっていては生きてはいけない。それが人生ではないだろうか?

やりたいことを求め続けて行くことと、あきらめてしまうことには大きな違いがある。
経済小説畑の作者は「光琳ひと紋様」を通じてそんなことをビジネスマンに訴えているのだと思う。

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by willfiji | 2013-01-19 18:57 | Thnking | Comments(0)

元部下達の成長を願う

この中華料理の店が同期の新年会会場になって3回目を迎えた。
Sが脳梗塞に倒れ、この地にあるリハビリセンターに通った街にあるバリアフリーの店だ。

3年前に比べて格段に回復したSを囲み11名のおじさん達が若かった頃の自分たちの話を脚色しながらそれでも納得のいく範囲で語り、今の自分の環境を飾りのない言葉で紹介しあった。
1973年に入社した11名には同じ社歴もあるが歩んで来た道はそれぞれ別で今につながる。誰もがその今を尊重し合うから宴が楽しくなる。

酒が飲めないからと疎遠気味だった、JとIが来たことは皆にとっても嬉しいことだった。会った瞬間にどちらからでもなく手を差し出し力強い握手が時間を埋めた。飲まない奴はよく食べた。ここの中華は本格的でちょっと甘めの味付けだから、左党達は自ずと杯が進む。Sが持って来た広島の純米酒をあっという間にあけ、紹興酒が何回か追加された、やはり中華には紹興酒だ
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入社して企業戦士として懸命に歩んだ仲間達、企業に多額の利益をもたらした。そんな成長の時代でもあった。企業の内部留保の額ともらった手取りの差を笑い話にできる余裕も出てきた。

「企業の目的は利益ではない。人間がそこで育って継続して生きていくために利益は条件になる」。
ドラッカーのこの教えを仲間達は身にしみてわかっている。
遺してきた大切な元部下達が生き生きと働けるためにその資金が生かされることを願っている。

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by willfiji | 2013-01-14 11:04 | Thnking | Comments(0)

幸せの条件

東日本大震災があってから、日本人の考え方が少し変わってきたような気がする。

この本「幸せの条件」(誉田哲也著)はそんな流れを受け止めた小説だ。
主人公、梢はゆとり教育時代が輩出した典型的OLだった。なんとか滑りこめて就職した中小企業は下町の理科科学実験ガラス器機の専門メーカー。与えられた仕事は梢がいなくても済む仕事。

彼からは「可愛いけど一緒にいてどこがいいのかわからない」と振られたも同然の扱いを受ける。梢は発明家でもある社長からバイオエタノール用にする米を探すように単身長野に出張命令を受ける。しかも「手に入れるまでは帰って来るな」と見放される。

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 そして大震災が起こる。

「米は食うために作るもんだ」とことごとく門前払いされる中、農業法人社長から「農業を知れ」と一喝され、梢はその中に入って行く。
保護することでしかない国の愚策ともいえる農業政策。既得権を守るための官僚が考えた自給率の嘘。矛盾をかかえるエネルギー問題。地球温暖化問題とコスト負担。そんな社会背景を捉えながら、「人間の幸せとは何か」を作者は描く。

内向きになりがちな題材を、自立することが人間らしさを失わない新しい価値観を持った資本主義のあり方ではないかと問う。直接触れないがTPP問題も農業対工業の二項対立ではない。「人間の幸せ」という視点で考え直せば、分配という「与える者と与えられる者という者の社会」ではないはずだ。

人間同士のつながりや美しい自然が大切なものという心があってこそ本当の意味で自立する人間を生み出す社会や企業が成り立ち、持続可能社会を作る。それが「幸せの条件」だとこの本は24歳の女子、梢の生き方を通して語らさせている。

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by willfiji | 2013-01-09 11:28 | Thnking | Comments(0)

あけましておめでとうございます。

新しい年を迎えた。地球が太陽を回る毎に年が経過するが、この日を誰が元旦にしたのだろうか?
ともかく過去を想い、今年を考えることにした。
リタイヤして3年目に入る、今は週3日顧問として友人の会社に通い、他はスポーツジムと時々ドッグスポーツ大会に参加している。

肩書きのない世界になって、自分磨きをして行こうと心した。わがままなので立派な人になることはあきらめて、人間として大切な人と人との繋がりを大事にしていこうと思った。

僕がファッションビジネスでやってきたことは「物づくり」と「人づくり」。
「顧客満足」、「顧客感動」を自己実現まで高めることが「従業員満足」になると確信し、特に「コミュニケーション」を重視した。
リタイヤしてもその心は変わらない。

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コミュニケーションの心はブログ以上に日課になったFCEBOOKでも生きている。多くの仲間と再会し、気楽な交流をもつことができるようになった。一部の人達とはオフ会までやってネットワークがリアルになった。(まだ登録していない人は是非登録して、友達になりましょう!)

聖人ではないから、呼びかけても応えや反応のない人、人間的に許せない人はストレスになるので気持ちの外に置いている。
ただし、そんな人は圧倒的に少ない

人間、死ぬ時はひとり、孤独な時間も好きだ。「連帯を求めて孤立を恐れず」を旨として今年も多くの仲間達と人生を語り、楽しみたいと思っている。
どうぞよろしくお願いします。

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by willfiji | 2013-01-01 11:36 | Thnking | Comments(2)