「求めない」(著・加島祥造)
このブログに書いているように、「受け入れる」と「求めない」がボクの心に今一番響いている言葉。
著者の詩が心地いい。
「誤解しないで欲しい、『求めない』と言ったってどうしても人間は『求める存在』なのだ。
それを承知で『求めない』なんだ」とハードルが下がって、安心する、何かできそうな気がする。
求めない、すると いま持っているものがいきいきとしてくる
求めない、すると 心が静かになる
求めない、すると 悲しみが消えていく
求めない、すると 自分の心がどこへいきたいのか分かる
求めない、するとそれはとても珍しい心の状態だと気づいた。だって今まで求めないでいたことなんてなかったからだ。 求めないなんて気持ちになることなんてなかった、「いらない」とは言うかもしれない でもね、それは他にほしいものがある時に言うんだ、「それはいらない、けれど・・・」なんだ。
そうなれない自分に気づく。
更にハードルが下がる。
求めない、なんて言葉をつらねてあなたに聞いてもらうこ とを私は求めている。たしかにその通りだけれどあなたが聞き捨てても不平を言わない。聞き入れられなくても不満を持たず悲しがらず怒らないようとする、そういう求めかただったら我慢してもらえるかな。
そして、納得の言葉がみつかる。
求める、求めない、この二色の糸を、自分の人生の模様に織り込めば、ライフはいいバランスになる。
『受け入れる』と『求めない』それが「これから」のほうが「これまで」よりずっと短くなったボクの課題だ。