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パピヨンパパの思うこと
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いま憲法は『時代遅れ』か

いま憲法は『時代遅れ』か」(著・樋口陽一)主権と人権のための弁明


今ほど憲法が問われたことはない。もし改憲のための国政選挙が行われたら、改憲は反対多数で平和憲法は守られると思うが、憲法
9条をオブラートに包み、2院政や教育無償化等の問題と共に提示されたらどのような結果になるか想像できない。

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おかしなことを言うトランプ氏や繰り返す戦争の反省で生まれたEUからイギリスが離脱する等をみると改憲に過半数を得る状況が日本にないと言えない。


何冊かの憲法についての本を読んだがこの本も憲法の本質を解く憲法学者の書だ。


著者は憲法論の基本が「主権と人権論」にあるとする。権力から国民が身を守るために憲法がある。

国のために戦うという姿勢が問題となった集団的自衛権容認を違憲だと多くの憲法学者が示したのはこのことだ。


今話題の森友学園の教育勅語問題も書かれている主語が皇族になるから憲法違反で教育してはならないことになったのだ。

親を大事にするといった福徳を重んじる部分に共鳴して何が悪いという輩を無知性とするのは福徳の受け手が天皇の国家であって天皇がいままでやってきた世界を続けることこそ平和なのだという皇国史観そのものが間違っているから無知性と言うのだ。


ボクは憲法
9条は守るべき日本の基本だと思っている。
それを軸足にして政治を行うべきであって日本の誇りだとも思うのだが改憲の人たちの中には無知と言って切り捨てることのできない人もいる。


考えの浅い人から深い人までいるその考えも知って、この本が何を導いてくれるのかと考えながら読んだ。


浅い所では憲法はアメリカによって押し付けられたというものがある、自主憲法論だ。


海外からの移入だから日本独自の憲法をつくるべきという考えはその主張者が復活を願う明治憲法もヨーロッパの立憲主義を取り入れ日本の不平等条約からの開放を願ったもので移入した憲法だと一蹴する。
もちろん聖徳太子の
17条憲法はインド・中国仏教文化をその源にしていて、開明的であったからできたものだということに異論はないだろう。


他にも日本が敗戦によってポツダム宣言を受諾し敗戦責任を担わされた憲法が日本国憲法だという主張がある。
それは全く違っていると著者の答えは明快だ、


ポツダム宣言は合意で受諾されたもので日本人が持っていた民主主義の回復が記されている、日本は明治維新後近代思想を受け入れて民主主義が育っていた。大正デモクラシーや男性だけであっても普通選挙実施や政党政治等だ。

民主主義国家を天皇が統帥する軍事国家に作り変えたのだからその誤った道を正すためにポツダム宣言はあるとわかりやすく答えている。


共謀罪が国会を通ろうとしている。これは治安維持法という自由な発言を封じた戦前最大の悪法になり得るものだ。

統制は反対を抑える手段でもあって政権が長期になればこんな法律が出てくる。


自由を守るために憲法があるのだが、自由ということを考えると法律で縛ることに矛盾があるのでないかとジレンマに陥る。


著者は「自由の敵には自由を与えてはならない」という。共謀罪は自由の敵だ。


人間には『人類普遍原理』がある。

憲法を多くの国が変えているとの主張にアメリカの独立宣言やフランスの自由・平等・博愛といった硬性憲法があると指摘している。


同じ敗戦国であるドイツには自由で「民主的な基本秩序に手を触れる変更はゆるされない」という大きな縛りがありアウシュビッツは無かったとうのは認められない。


平和憲法こそ日本の理性と寛容の精神が生かされたものだ。時代が抑圧と排除へ向かうことを止めなくてならない。
いかなる国との戦争も放棄した憲法
9条は人類普遍原理そのもので変えてはならない硬性憲法だ。



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by willfiji | 2017-03-22 10:13 | 読書 | Comments(0)
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