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「歴史からの伝言」(著・加藤陽子 佐藤優 福田和也)〈今をつくった近代史の思想と行動〉
安保関連法案の動向の中でボクの考えはボクなりの根拠があると思うようになった。 ボクの本棚には高校時代の教科書「世界史」(山川出版)が今も残る。受験のために勉強したその他の教科書はないがこの本だけは残していた、ボクの考え方に影響を及ぼした。 考え方を一番醸成したのは「昭和史」「昭和史戦後編」(著・半藤一利)だと思う、太平洋戦争という日本の歴史を正しく伝えていると思うからだ。もちろんその他多くの書籍も歴史認識形成に役立ったことはいうまでもない。 さて、この「歴史からの伝言」は少し違った側面から近代日本史の見解を語り合う形で構成されている。ボクとは意が異なる部分や著者たちの自信の表れか難しい言葉で語りあってよくわからない会話もあるが、素直に読み通すことができた。新たに知る事は面白い事だ。 この本で知った事の一つに「国体明徴論」がある、天皇機関説と対抗したものだ。 戦争の原動力の一つとなった「日本は天皇が統治する国家だ」という主張だ。 今では天皇は人間で神様ではない事は明らかで天皇は象徴天皇という大半の国民が納得する位置にいる。それでいいと思うし、もう利用する人が出てこないことを願うばかりだ。 神は偉大だ。よくわからないこと、難しいこと、論理で証明できないことを神の心だと納得させる力がある。天皇陛下万歳と散った多くの命は神のために命を捧げるという心の支えを持つことでその命を絶った。歴史はそれを教えている。 靖国に眠る人達に手を合わせる気持ちは誰でも持っているが、それを利用して戦争を美化することは許されない。支配された国の人々や戦場となって命を亡くした他国の人の思いを汲み取る理性を持って靖国の事は考えるべきだと思う。 本の中で語られる岸内閣時に安保闘争がパワーを生んだ理由は、 法案反対内容そのものよりもアイゼンハワーへの訪日の手土産するために強引に通した事への怒りだという。この本ではないが別の歴史家は反米だったA級戦犯の岸首相の人間性に嫌気したからだという。どちらも今回の安倍首相の法案に反対する人に共通するものだと思う。やり方が姑息だ、こんな政権に文民統制ができるのかという感情だ。 明徴論が日本の若者の心に響いたのは間違っているが感情を高揚させたからだ。ヒットラーの演説も同じだった。歴史認識の浅い人達が隣国の人たちをヘイトするのは間違った高揚を誇りと感じるからではないだろうか。 人は感情で動く。理性と感情が必ずしも一致しないことも痛いほどわかる。 感情は理性が高まるほど磨かれていくと心しなければならない。
by willfiji
| 2015-10-01 16:44
| 読書
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