空のように、海のように♪


パピヨンパパの思うこと
by willfiji
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
メールアドレス
フォロー中のブログ
カテゴリ
以前の記事
最新の記事
最新のコメント
紹介 日本語の起源..
by コトタマ学 at 22:03
ジョニー店長、動物達は何..
by パピヨンパパ at 21:10
目は、口ほどに…と、言う..
by Jony店長 at 20:08
大変参考になりました!!..
by 拓也 at 21:52
拓也君偶然ですね、弓張は..
by パピヨンパパ at 11:03
佳苗ちゃん、いいよ!幹事..
by パピヨンパパ at 10:24
突然のコメントすいません..
by 拓也 at 12:47
良いなぁ…月山!! 来..
by 佳苗 at 10:34
ジョニー店長。休みの考え..
by パピヨンパパ at 08:23
平田さん、   ご意見良..
by jony店長 at 21:48
最新のトラックバック
venushack.co..
from venushack.com/..
http://while..
from http://whileli..
http://www.v..
from http://www.val..
正義と信念のために
from 笑う社会人の生活
ドイツ皇帝の最後の宮殿で..
from dezire_photo &..
トキ 4羽の繁殖成功 多..
from ローカルニュースの旅
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

犬の力

「犬の力・上下」(著・ドンウィンズロウ)は国家は正義を目指すか?という深い洞察がこの本の根幹にある。
1990年代のラテンアメリカとアメリカで繰り広げた麻薬を取り巻く犯罪と独立運動に伴う革命勢力との戦いが一人の麻薬取締官ケリーを主人公に絶妙に描かれている。
a0199552_11491625.jpg


「犬の力」という本の名に犬好きのボクが惹かれたのは言うまでもないが、犬は出てこない。
ギリシャ神話の番犬ケルベロスが麻薬一掃の作戦名で出て来る。このケルベロスはベトナム戦争でアメリカ軍が空から枯葉剤を撒いた「フェニックス作戦」と同じ意味を持っている。

作者はケルベロス=フェニックス=正義を旗印にアメリカが犯した最大の犯罪行為=犬の力としてこの小説を書いたと読み解いた。

正義をかざして国家は過ちを犯す。麻薬根絶を使命にケリーは家族を捨て国家に献身する。彼の周りで多くの犠牲者が出る。麻薬組織と国家の取引。そこに正義はない。

ケリー自身も自分の中にある犬の力を知るがミッションをやりぬく。そこに生じるのは「怒り」でしかない。
大義のために殺人を犯す事を国家は厭わない。それこそ戦争の本質がある。

ベトナム戦争、中東戦争、アメリカは正義だったのだろうか?

安倍首相が常任理事国入りを目指して国連で演説をした。集団的自衛権の法解釈を歪めたこの指導者は犬の力に支配されているように思う。
賢人たちが作り上げた「平和国家日本」をケルベロスという戦う番犬に成り下げているように思うのはボクだけではないと思う。

[PR]

by willfiji | 2014-09-28 11:59 | 読書 | Comments(0)
<< 物語 上野動物園の歴史。多摩動物公園 葉桜の季節に君を想うということ >>