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消費税増税が衆議院で可決された。
何も決められない日本の政治が「決めた」ことが一番の成果だと思う。
今回の動きで確証したのは小沢という1人の政治家によって何も決められない状況になっていた事に日本の不幸があったということだ。
小沢さんは権力闘争に明け暮れている。僕はかつて彼の主張に賛同していた部分もあったが彼の今の行動は王道ではなく覇道だ と思う。
筋を通すと正論をぶつけ、増税の前に成長だと言ってはいるがその道筋を示すどころかTPP反対などと主張する。彼の持論ではなかったと思う。
造反に動いた民主党議員は代表選に2度も破れたことをどう受け止めているのか、マニュフェストを守る主張は彼らなりに正義であっても民主主義国家では順序が逆だと思う。(当然、そんな一徹者より棄権という形で敵前逃亡をした議員にこの国を任せることはできない。)
ギリシアの混迷を見ても国民の選択は結局、先送りしない道を選ばざるを得なくなっているのではないだろうか。
僕はもし議員だったら今国会で消費増税に賛成票を投ずる。
いつかやらなければならいからで、打ち出の小槌は見つからないと思う。
一方、消費税増税に反対した党でもみんなの党の主張は後先が違うだけで共感が持てる。
企業に活力をもたらす投資促進策を打ち出し、既得権を打破し規制を撤廃しこの国を成長させなければ消費税10%でも到底足りない。消費税増税は国を2分する問題であったが、本当に必要なのは成長戦略だ、消費増税議案を通すためにカナダやメキシコにも先を越されたTPP参加、日中韓FTAの遅れをどう取り戻すのか?競争に勝つパワーを持たなければこの国の成長はない。まずは障害を取り除くことが大事ではないだろうか。
我が家には子供がいないから次代の事を考えなければ、消費税増税反対でTPPやFTAも反対、デフレ賛成でこのままが一番いい。
次代のために!
by willfiji
| 2012-06-27 11:36
| Thnking
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